食欲がないときでも食べやすい麺のトッピング「薬味」についてまとめます。
薬味ごとに効果が期待できる栄養もpick up!
猛暑の夏は麺と薬味で乗り切りましょう。
大根おろし

生の大根をおろした「大根おろし」はおなかに優しいのが特徴です。
- ジアスターゼ(アミラーゼ):炭水化物を分解
- プロテアーゼ:たんぱく質を分解
- リパーゼ:脂質を分解
という3つの消化酵素がそれぞれ豊富に含まれ、体内で消化をサポート。
胸焼けや胃もたれなど、消化不良を予防する効果が期待できます。
また、大根をおろすと生成される辛味成分・イソチオシアネートにより胃液の分泌が促進され、より消化を助けてくれます。

大根おろしの爽やかな辛味は食欲がないときにもピッタリ!麺に多く含まれる炭水化物の分解も助けてくれるので、胃もたれ防止にも期待できるでしょう。
- 消化酵素の働きで消化をサポート
- 辛味成分・イソチオシアネートが食欲アップ・消化サポート
梅干し

塩分・クエン酸を多く含む「梅干し」は夏バテ予防にうってつけ!
汗をかくことで失われる塩分を補給。
さらに、クエン酸は疲労回復を助け、夏の暑さでだるさを感じる体のリカバリーをサポートしてくれます。
特に梅干しの酸味は胸焼け防止に効果的です。
また、梅干しの酸味が唾液・胃液の分泌を増やすため、消化や食欲を促進。
梅干しには善玉菌を増やす働きもあるので、整腸作用にも効果が期待できます。
- 塩分・クエン酸を補給
- 強い酸味で食欲をアップ・胸焼け防止
- 善玉菌を増やすため整腸作用も
麺のトッピングにするときは、梅肉を叩き潰して載せるのが一般的。
面倒なときは、そのままでもOKです。
茗荷(みょうが)

代表的な夏の薬味と言えば、爽やかな香りが特徴の「茗荷(みょうが)」が人気です。
あの独特な茗荷の香りを作る成分・α-ピネンには
- 発汗を促進
- 血行を改善させ、むくみを解消
- 身体を温めるので、冷房の冷えにも効果的
- 胃液の分泌を促進
- 食欲アップ
- ストレスの緩和
- 免疫力アップ
といった働きが期待できます。
ちなみに、茗荷の香りをより引き立たせるなら『横向き』に切るのがオススメ。
繊維を断つように切ることで、香りがより広がります。
麺のトッピングとして使うときは、横向きに輪切りにして載せると香りが楽しめそうですね。
- 香り成分α-ピネンがむくみと冷えの改善・食欲アップに効果的
生姜(しょうが)

さっぱりとした辛味と、爽やかな香りが特徴の「生姜(しょうが)」。
冬の冷え改善に効果があるイメージが強いですが、生姜は夏の冷房冷えにも効果的です。
生姜に含まれる辛味成分・ジンゲロールは、その血行促進作用により血流が改善、身体を芯から温めてくれます。
さらに、ジンゲロールは発汗をサポートするで、むくみの解消にも効果的です。
麺のトッピングにはおろした根生姜を載せましょう。
また、夏には旬を迎え始める「新生姜」もオススメ!
新生姜は普通の根生姜のように薬味として使うのはもちろん、甘酢漬けや炒め物など野菜のように使うこともできる優れもの。
シャキシャキした生姜の食感を味わいたい方にオススメです。
- 辛味成分ジンゲロールが血流を改善、むくみを解消する
- 夏~初秋が旬の新生姜もオススメ
大葉(青じそ)

清涼感がある澄んだ香りが魅力の「大葉(青じそ)」。
この大葉の香り成分・ペリルアルデヒドには強い抗菌・防腐作用があります。
気温が高く、食品が傷みやすい夏の薬味にピッタリですね。
さらに、大葉の香り成分には胃液の分泌を促進し、食欲をアップさせる効果も。
大葉の香りを立たせるには、とにかく大葉を細かく刻むことがオススメ。
またペリルアルデヒドは加熱に弱いため、冷たい麺のトッピングにうってつけと言えるでしょう。
- 香り成分ペリルアルデヒドが食欲アップに効果的、抗菌・防腐効果も
すだち・レモンなど柑橘類

清々しい香りが食欲をそそる「すだち・レモンなど柑橘類」。
そんな柑橘類の酸味成分である『クエン酸』は、体のだるさを軽減する疲労回復に効果的です。
食欲がないときでも食べやすいすっぱさも魅力でしょう。
さらに柑橘類には免疫力アップや美白効果が期待できる『ビタミンC』が多く含まれます。
また、柑橘類のうち「すだち」には嬉しい効果も期待できます。
すだちは皮ごと使うと良い
すだちの皮には『スダチチン』という特有のポリフェノールが含まれます。
このスダチチンは脂肪の代謝を改善するとされ、抗肥満作用が期待できます。
スダチチンは皮に多く含まれるので、皮ごとすりおろしトッピングすることをオススメします。
- クエン酸が疲労回復に効果的
- ビタミンCは免疫力アップ・美白に
- スダチの皮に含まれるスダチチンは抗肥満作用がある
とろろ(山芋・長芋)
山芋・長芋をすりおろした「とろろ」は夏バテ予防にも、ボリュームアップにもうってつけ!
とろろには炭水化物の消化を助ける消化酵素・アミラーゼが含まれ、麺の消化・吸収をサポートしてくれます。
さらに、とろろのネバネバは胃や腸の粘膜を保護する働きも。
暑さで弱った胃腸を労ってくれます。
また、ビタミンB群や食物繊維、カリウム、マグネシウムも豊富なので、栄養補給もできるのがポイントでしょう。
- 消化酵素アミラーゼが炭水化物の消化をサポート
- ネバネバが胃腸の粘膜を保護する
- 栄養バランスも良い
とろろの作り方は長芋・山芋をすりおろすだけ!
けれども、その長芋・山芋をすりおろすのはネバネバでつるつるで面倒ですよね?

肌に触れるとチクチク痛むのもとろろ作りの高いハードルの1つですよね・・・。
「面倒だけど、とろろが食べたい!」という場合には、冷凍のとろろを使うのがオススメ!
冷凍ならとろろの栄養を大きく損なわずに、とても楽にとろろを味わえます。
ヒンヤリしたとろろは猛暑でも食べやすいこと間違いなしですよ。




