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【熱中症対策】塩分タブレットとは?食べ方・目安量や3ブランドの特徴・栄養価を比較

熱中症対策として注目されている「塩分タブレット」。

この塩分タブレットはどのように食べれば良いのでしょう?また、目安量とは?

そんな塩分タブレットの食べ方・1回あたりの目安量をまとめました。

さらに、塩分タブレットの3ブランドの特徴・栄養価を比較。

塩分タブレットの正しい知識を得て、熱中症を予防していきましょう!

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「塩分タブレット」とは

塩分タブレットは「錠菓(じょうか)」と呼ばれる、錠剤型成形固形菓子の1つです。

塩分タブレット
写真素材ダウンロードサイト【写真AC】

いわゆるタブレット菓子ですね。

最も有名なのは「ラムネ」ですが、近年では塩分タブレットのように塩分補給を目的としたタイプも出てきています。

塩分タブレットの食べ方

塩分タブレットは水を飲みながら食べることが推奨されています。

塩分+水分補給で効率的に熱中症対策できるのですね。

1回あたりに食べる量は、水100mlに対し塩分タブレット1~2粒となります。

この目安は、厚生労働省が発表している水分と塩分の補給によるもの。

厚生労働省は熱中症対策として0.1~0.2%の食塩水を推奨しています。

0.1%の食塩水、つまり水100mlあたり0.1gほどの食塩相当量の比率ですね。

塩分タブレットには1粒あたり0.1gの塩分(食塩相当量)が含まれるため、水100mlと一緒に摂ればバランス良く塩分・水分が補給されることになります。

さらに、塩分タブレットには汗により水分・塩分(ナトリウム)とともに失われる栄養素・カリウムも含まれます。

塩分・カリウムをバランス良く摂れる塩分タブレットは熱中症対策にうってつけの食品なのですね。

ちなみに、スポーツドリンクは水分だけでなく塩分・糖分・カリウムなどがバランス良く含まれたもの。

手軽にゴクゴク飲みたいという場合にはスポーツドリンクもオススメです。

スポーツドリンクと経口補水液の違い

塩分タブレットの1日あたりの目安量

塩分タブレットは、食品の区分上はお菓子なので摂取上限・目安量は定められていません。

しかし、塩分の不足を補うタブレットなので、摂りすぎは塩分過多になりかねません。

特に医師から塩分制限を受けている方は1日に何粒も食べない方が良いでしょう。

一般の方は1日に5粒以内を目安にした方がよいかと思います。

【3選】塩分タブレットの特徴・栄養価

塩分タブレットの3ブランドの特徴・栄養価をまとめました。

塩分チャージタブレッツ(カバヤ食品)

塩分タブレットの市場シェア第1位、塩分タブレットと言えばコレというカバヤ食品「塩分チャージタブレッツ」です。

人気もナンバー1ですが、知名度も高く、このジャンルの走りのようなブランドです。

味は『スポーツドリンク味』と『塩レモン味』の2種類。

どちらもそこまで甘くなく、爽やかな味わいが特徴です。

そんな「塩分チャージタブレッツ」の栄養価を表にしてみました。

スポーツドリンク味塩レモン味
エネルギー11kcal11.2kcal
食塩相当量0.119g0.121g
脂質0.05g0.04g
炭水化物2.75g2.74g
クエン酸相当量171mg195mg
カリウム15.7mg14.9g
1粒・3.0gあたりの含有量

2種類の味で栄養価はやや異なりますが、大差はありません。

栄養成分で味を変える必要はなさそうです。

続いて、原材料をそれぞれまとめていきます。

まずは『スポーツドリンク味』となります。

砂糖(国内製造)、ブドウ糖、水飴、食塩、乳糖/クエン酸Na、クエン酸、乳化剤、塩化K、香料、フマル酸Na、着色料(ビタミンB₂)

カバヤ食品 塩分チャージタブレッツ(スポーツドリンク味)

つづいて『塩レモン味』です。

砂糖(国内製造)、ブドウ糖、水飴、乳糖、食塩/クエン酸、クエン酸Na、乳化剤、塩化K、香料、フマル酸Na、着色料(紅花黄、ビタミンB₂、カロチノイド)

カバヤ食品 塩分チャージタブレッツ(塩レモン味)

原材料は順番や入っているものが少し違いますね。

また「塩分チャージタブレッツ」は1粒あたり3.0gなので、1袋あたりの量は90gでは30粒、81gでは27粒となります。

inタブレット塩分プラス(森永製菓)

森永製菓の「inタブレット塩分プラス」は、ゼリー飲料としてなじみ深い「in」シリーズのタブレットキャンディ版です。

塩分と糖分だけでなく、疲労回復に役立つビタミンB群やクエン酸、カルシウムなどが含まれています。

1粒あたり2.5gと小ぶりなので持ち運びやすいのもポイント。

夏でも食べやすい、レモン味の爽やかな風味となります。

そんな「inタブレット塩分プラス」の栄養価は↓。

エネルギー9kcal
たんぱく質0g
脂質0.1g
炭水化物
(ぶどう糖)
2.1g
(1.8g)
食塩相当量0.1g
カルシウム2.9mg
クエン酸90mg
1粒・2.5gあたりの含有量

ミネラルは、カリウムではなくカルシウムが含まれるのが特徴ですね。

また、ビタミンB群として

  • ナイアシン:0.084mg
  • パントテン酸:0.030mg
  • ビタミンB1:0.0078mg
  • ビタミンB2:0.23mg
  • ビタミンB6:0.0093mg
  • ビタミンB12:0.011μg
  • 葉酸:1.2μg

が含まれ、さらにビタミンCも0.48mgが入っています。

続いて「inタブレット塩分プラス」の原材料です。

ぶどう糖、食塩/酸味料、乳化剤、香料、乳酸Ca、甘味料(アセスルファムK)、V.C、着色料(V.B2)、ナイアシン、パントテン酸Ca、V.B6、V.B2、V.B1、葉酸、V.B12、(一部にゼラチンを含む)

Amazon 森永製菓 inタブレット塩分プラス 80g×6袋

糖分として、砂糖ではなくぶどう糖と書かれているのがポイント。

砂糖よりもエネルギーへの変換スピードが速く、吸収されやすいのがぶどう糖の良さ。

より素早くエネルギーを補給したい場合にうってつけですね。

エブリサポート塩分補給タブレット(富山サプリメント)

マイナーですが、Amazonで人気なのが富山サプリメント「エブリサポート塩分補給タブレット」です。

1粒あたり1.5gと小ぶりながら、塩分タブレットとして必要な栄養が含まれています。

また、アレルギー物質が含まれていない(27品目中)のもポイント。

スポーツドリンク味で、ほどよい塩味があるのが特長となります。

そんな「エブリサポート塩分補給タブレット」の栄養価は↓です。

エネルギー9kcal
たんぱく質0g
脂質0g
炭水化物1.2g
食塩相当量0.11g
カリウム22mg
1粒1.5gあたりの含有量

食塩相当量は0.11mgとやや多め、カリウムが22mg含まれるのも特徴です。

カロリー・炭水化物が少なめなので、ダイエット中でも気軽に食べやすいタブレットと言えます。

続いて「エブリサポート塩分補給タブレット」の原材料です。

ぶどう糖(国内製造)、食塩/クエン酸、塩化カリウム、ショ糖脂肪酸エステル、微粒二酸化ケイ素、香料、ステアリン酸カルシウム、甘味料(スクラロース)

Amazon エブリサポート 塩分補給 タブレット 6袋 (計180粒) 塩分タブレット

「エブリサポート塩分補給タブレット」も砂糖の代わりにぶどう糖が使用されています。

他の塩分タブレットよりも含まれる原材料が少ないですね。


ここまで、塩分タブレットについてまとめました。

水と一緒に摂るだけで、熱中症対策に必要な塩分・糖分・ミネラルなどが摂れる塩分タブレット。

持ち運びにも便利なので、購入して鞄に忍ばせておけば安心ですね。

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