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長いもをとろろにするメリットは栄養価?大量とろろの冷凍法も知りたい!

秋から冬にかけて美味しく、そして安く手に入るいも類の一種「長いも」。

長いもはすりおろして「とろろ」にして食べるのも一般的ですよね。

そんな長いもをとろろにして食べることにメリットはあるのでしょうか?

また、品質が落ちやすいとろろはすりおろしたらすぐに冷凍するのがベスト!

そんな冷凍とろろの作り方を画像付きで詳しくまとめてみました。

花緒
花緒

健康のためにとろろはオススメ!
冷凍にすれば、毎日食べたい分だけとろろが食べられて便利です。

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長いもをとろろにするメリット

長いもをとろろにすると栄養を効率的に摂取できるというメリットがあります。

とろろにする長芋
写真素材ダウンロードサイト【写真AC】

とろろにした長いもは生で食べやすく、加熱すると壊れてしまう栄養素も余すことなく摂取できるのが特長です。

また、すりおろすことで栄養が吸収されやすくなります。

ここからは、とろろにした方が摂取しやすい長いもの栄養素をご紹介します。

消化酵素アミラーゼ

アミラーゼは消化酵素の1種で、唾液にも含まれる成分です。

消化酵素とは

消化酵素とは、食べ物を体内に吸収される大きさにまで分解し、消化をサポートする酵素のこと。
消化酵素は種類ごとに分解できる栄養素が異なります。

アミラーゼは炭水化物(デンプン)をブドウ糖に分解する消化酵素です。

つまりご飯やパン、うどんなど主食と言える食べ物の消化を助けてくれます

『とろろうどん』はとても消化に良い、理にかなった食べ方だったんだね!

インフルエンザ予防!ディオスコリン

ディオスコリン(ディオスコリンα)は抗インフルエンザウイルス作用があるたんぱく質成分です。

このディオスコリンと触れたインフルエンザウイルスは破壊され、その働きは抑制。

インフルエンザウイルスが体内に侵入しても、活性を失うので予防に効果的なのですね!

現在のところ、ディオスコリンは

  • Aソ連型
  • A香港型
  • B型

のインフルエンザウイルスの働きを抑えることが分かっています。

花緒
花緒

「インフルエンザの予防に効果的」なんてスゴいですね!もっと早く知りたかったです・・・。

ディオスコリンは、やはり加熱すると活性を失うという研究結果が出ています。

このディオスコリンのインフルエンザウイルスに対する抑制効果を発表した青森県・弘前大学によると

“ディオスコリン”は熱に弱く、100度×5分の加熱、または、70度×60分の加熱で活性を失い、抗インフルエンザウィルス効果が無くなってしまいますので、感染予防を期待するためには、生のままか、さっと火を通す程度で食べる必要があるかもしれません。

とのことです。

花緒
花緒

長いもはとろろにしなくても生で食べられます。細切りにした長いもはシャキシャキ食感がクセになる新たな美味しさです。ぜひ、サラダなどにして食べてみてくださいね♪

※参考 健康美容EXPO「受験生や幼児・高齢者向けにインフルエンザ・風邪予防「長いも」レシピを提案」

とろろにした長いもの冷凍方法

長いもはすりおろしてとろろにしても冷凍することができます。

長いも とろろ

冷凍すればいつでもすぐにとろろが用意でき、とっても便利です!

さらに、長いもやとろろは冷凍してもアミラーゼ・ディオスコリンといった栄養が損なわれません!

花緒
花緒

保存性が大幅に上がるのに栄養価がほぼ変わらないなんて素晴らしいですね!

しかし、とろろの冷凍にはいくつかポイントがあるので、画像とともにご説明していきます。

冷凍とろろに用意するもの

冷凍とろろ作りに用意するもの、まず1つ目はおろし器です。

おろし器
花緒撮影

このおろし器は、大根おろしを作るタイプで大丈夫です。

※もちろん「すり鉢&すりこぎ棒」ですりおろしてもOKです。

そして、チャック付きポリ袋が1枚。

チャック付きポリ袋
花緒撮影

チャック付きポリ袋の大きさは「長いも200gにつき20cm×20cm」ほどが目安です。

「中くらい」「Mサイズ」と表記されたポリ袋ならOKです。

また、わたしは長いものネバネバにかゆみを感じやすいので、触るときにはビニール手袋をつけてから料理を行います。

ビニール手袋は料理に使えるものなら何でも大丈夫です。

冷凍とろろの手順

まずは、長芋の皮を剥いていきます。

皮を剥いた長芋
花緒撮影

ヌルヌルするので手を切らないように気を付けましょう。

この長いもをおろし器ですりおろしていきます。

花緒
花緒

長いもは大根おろしと比べると柔らかいのでスルスルすりおろせます。ただ、やはりヌメヌメしているので手を滑らせないように気を付けてくださいね。

こうしてすりおろした長いもは↓のようになります。

おろし器ですりおろした長いも とろろの完成
花緒撮影

すりおろしたとろろは酸化しやすいのですぐに冷凍します。

酸化したとろろは赤黒く変色してしまいます。
ただし、長いもは変色しても品質や味に大きな変化はありません。

花緒
花緒

長いもの変色を防ぐには「酢を加える」方法が効果的ですが、今回のようにすぐに冷凍してしまえば変色は防げるのでそのままでOKです。

用意しておいたチャック付きポリ袋にとろろをとろーんと流し込みます。

チャック付きポリ袋に入れたとろろ とろろの冷凍
花緒撮影

とろろが入ったチャック付きポリ袋は、上手に空気を抜きながら平らに薄く伸ばします

薄く伸ばすことで素早く凍らせ、できるだけ酸化を食い止めることができます。

また、薄く伸ばすことで、

  • 使いたい分だけ折って取り出せる
  • 収納場所に困らない

というメリットもあります。

保存期間の目安は1カ月ほど。

花緒
花緒

長いもが特売されている時に大量購入し、この冷凍とろろをたくさん作っておくと何かと便利ですよ。

「冷凍とろろ」の購入なら↓

※参考 やませながいも

まとめ

  • 長いもをとろろにするメリットは生で食べやすく、加熱すると損なわれる
    • アミラーゼ
    • ディオスコリン などの栄養素を摂取できるため
  • 長いもはとろろの状態でも冷凍でき、栄養も損なわれない

長いもをとろろにするメリットと、とろろの冷凍についてまとめました。

火を通してふわふわになった長いもも美味しいですが、栄養機能面ではとろろにして生で食べた方が良いことが分かりましたね。

冷凍を活用しながら、とろろにした長いもを味わいましょう!

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