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スポーツドリンク「アイソトニック・ハイポトニック」の違いとは?メリット・デメリット、飲用シーンまとめ

スポーツドリンクは、大きく分けて

  • アイソトニック飲料
  • ハイポトニック飲料

という2種類に分類されます。

このアイソトニック飲料・ハイポトニック飲料の違いとは具体的にどんなものなのか?

それぞれのメリット・デメリット、飲むのに適した場面などをまとめていきます。

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アイソトニック・ハイポトニックの違いについて

アイソトニック飲料・ハイポトニック飲料は、どちらも水分や電解質(ミネラル)の補給に適したスポーツドリンクです。

そんな両者の違いは「液体の浸透圧(濃度)」にあります。

【疑問を解決】そもそも「浸透圧」とは?

浸透圧(しんとうあつ)とは『水分に含まれる成分が、薄い方から濃い方へ移動しようとする力』のこと。

例として、キュウリの塩もみで説明します。

キュウリに塩を振ったときに水分がにじみ出てきますよね?

これはキュウリの細胞内の水分よりもキュウリの外側の方が塩分が濃く、中の水分が外へ引っ張り出されるから。

この外側の塩分が濃いことを『浸透圧が高い』状態といい、中の水分は浸透圧が高い外へ引っ張り出され、水分が抜けていきます。

アイソトニック飲料・ハイポトニック飲料は体液に対する浸透圧が異なります。

アイソトニック飲料は『体液と同じ浸透圧』

アイソトニック(Isotonic)の別名は「等張(とうちょう)」。

つまり「人間の体液と同じ濃度」という意味です。

浸透圧が同じなので体内への吸収スピードはゆるやか。

また、アイソトニック飲料は体液と同じ濃度の飲料なので、体に負担をかけることなく、水分・糖分・塩分をバランス良く吸収できるという良さもあります。

アイソトニック飲料のメリット

アイソトニック飲料の糖分濃度は4~8%ほど。

糖質がしっかり含まれているため、これから体を動かすためのエネルギー源になります。

したがって、アイソトニック飲料は運動前&運動開始直後の水分・エネルギー補給に効果的です。

体に負担なく水分とエネルギー、電解質を補給できるのもメリットでしょう。

アイソトニック飲料のデメリット

アイソトニック飲料のデメリットは体内への水分の吸収スピードが遅いこと

さらに、大量に汗をかいているときは、血液が薄くなるのを防ぐために体液の浸透圧が下がります。

つまり、アイソトニック飲料の方が体液よりも浸透圧が高いという状態に!

水分補給のためにアイソトニック飲料を飲んでも体内へ素早く吸収されません。

よって、熱中症や下痢で脱水症状が出ているとき、速やかに水分補給をしたいときには、体内への吸収スピードが速い「ハイポトニック飲料」の方が適しています。

そんな「ハイポトニック飲料」についてはここから↓説明していきます。

ハイポトニック飲料は『体液より低い浸透圧』

ハイポトニック(Hypotonic)の別名は「低張(ていちょう)」。

つまり「人間の体液よりも濃度が薄い(低い)」という意味です。

浸透圧が低いため、体内(胃腸)での吸収スピードが速いことが特徴です。

濃度が高い胃腸へ、濃度が低いハイポトニック飲料は引っ張られることで素早く吸収されるのですね。

ハイポトニック飲料のメリット

ハイポトニック飲料のメリットは体内への吸収スピードが速いこと。

体液よりも浸透圧が低いため、体内で素早く吸収され、速やかに水分を補給することができます。

  • 激しい運動でたくさんの汗をかいた後
  • 夏場のお風呂上がり
  • 熱中症での脱水症状時
  • 下痢・嘔吐で大量に水分を失ったとき

といった体内から水分が大量に失われている状態の時は「ハイポトニック飲料」を飲むことがオススメです。

また、ハイポトニック飲料は糖分量が少なめ(約2%)なので、それに伴い糖質・カロリーも低めとなります。

ダイエット中でも飲みやすいのはハイポトニック飲料でしょう。

ハイポトニック飲料のデメリット

ハイポトニック飲料は含まれる糖質量が2%ほど少ないため、激しい運動前のエネルギー補給には不向きです。

また、ハイポトニック飲料はいわゆる『経口補水液』。

日常的に飲む目的で作られていないため、安静時に飲んでも美味しいと感じにくいのがデメリットと言えます。

花緒
花緒

ただ、最近のハイポトニック飲料(経口補水液)は普段使いしても全然OKなほど美味しい味のものも登場しています。

緊急時にハイポトニック飲料がないときは?

脱水症状が出ているものの、手元にアイソトニック飲料しかない!というとき。

この場合はアイソトニック飲料を水(ミネラルウォーター)で2倍程度に薄めればOK!

濃度が4%のアイソトニック飲料を2倍に薄めることで、濃度が2%となり、素早く体内へ吸収される濃度になります。

また、アイソトニック飲料もない場合は水1リットルに対し1~2gの食塩、角砂糖・数個を溶かせば即席ハイポトニック飲料が完成します。

緊急時はこの方法をお試しください!

【ひと目でわかる比較表】アイソトニック・ハイポトニック飲料の違い

アイソトニック飲料・ハイポトニック飲料の違いを表でまとめました。

アイソトニック飲料ハイポトニック飲料
浸透圧体液と同じ(約290mOsm/L)体液よりも低い
糖分濃度高め(4〜8%)低め(2%以下)
吸収スピードゆっくり非常に早い
主な役割運動前のエネルギー・水分補給運動中・発汗後のスピーディーな水分補給
最適なタイミング運動の前、日常の水分補給運動中、大量の発汗時、熱中症対策

ちなみに、アイソトニック飲料・ハイポトニック飲料は塩分濃度はほぼ同じ0.1~0.2%となります。

浸透圧を左右するのは糖分なので、塩分量は変わらないのですね。

市販のスポーツドリンクはアイソトニック・ハイポトニック、どっち?

市販されているスポーツドリンクはアイソトニック飲料・ハイポトニック飲料どちらなのか?

代表的な商品をそれぞれまとめてみました。

代表的な「アイソトニック飲料」

「アイソトニック飲料」はいわゆる『スポーツドリンク』です。

有名なスポーツドリンクは、そのほとんどがアイソトニック飲料となります。

大塚製薬「ポカリスエット」

「ポカリスエット」は体液の成分組成を考えて作られた、体液の性質に近いスポーツドリンクです。

塩分・糖分の補給はもちろん、ナトリウムイオン・カリウムイオンといった電解質がほどよく含まれているのでスムーズに体内へ水分を届けます。

アイソトニック飲料ではありますが、発汗により失われた水分・電解質を速やかに補給できる万能スポーツドリンクと言えるでしょう。

コカ・コーラ「アクエリアス」

『水より優れた水分補給』というキャッチコピーの「アクエリアス」。

カロリー控えめで、すっきりとした味なので飲みやすいのがポイントです。

スポーツ前後の水分補給に適した、定番スポーツドリンクと言えるでしょう。

SUNTORY「グリーンダカラ」

SUNTORY「グリーンダカラ」は自然由来の素材を使用した、体にやさしいスポーツドリンクです。

熱中症対策にうってつけで、日常の水分補給に適しています。

人工甘味料不使用、果実の味わいですっきり飲めるのが嬉しいポイントですね。

代表的な「ハイポトニック飲料」

ハイポトニック飲料は『経口補水液』や、本格的にスポーツを行う方向け飲料が一般的です。

大塚製薬「OS-1(オーエスワン)」

経口補水液といえばこれ!といえるほど定番の大塚製薬「OS-1(オーエスワン)」。

「OS-1」は日常使いする飲料ではなく、軽度から中度の脱水症状が出たときの食事療法(経口補水療法)に用いるための飲み物です。

  • 熱中症
  • 下痢・嘔吐・発熱時
  • 大量発汗時

など体内から激しく水分が失われたときに飲むためにあります。

これからの季節にむけ、家庭に1本は常備しておきたい飲料です。

アサヒ飲料「スーパーH2O」

アサヒ飲料「スーパーH2O」はスポーツドリンクでありながら、ハイポトニック設計の飲料です。

100mlあたり12kcalという低カロリーながら、しっかり&速やかに水分補給ができる飲料となります。

キリンビバレッジ「キリン ラブズ スポーツ」

キリンビバレッジ「キリン ラブズ スポーツ」は運動時の水分補給にピッタリなハイポトニック設計のスポーツドリンクです。

汗とともに失われるナトリウムの補給はもちろん、運動パフォーマンス向上に効果が期待できるシトルリン・アルギニンも配合。

真夏のスポーツシーンに適したスポーツドリンクと言えるでしょう。

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