「素麺(そうめん)」の美味しい茹で方をまとめます。
基本の素麺の茹で方から、意外と知らない茹でるときのNG行為まで。
また、より美味しい素麺に仕上げるワンポイントについても紹介しています。
【基本】素麺の茹で方

まずは、素麺の茹で方の基本をまとめます。
- 大きめの鍋にお湯を沸かす
- 沸騰したら、素麺を鍋の中へバラバラに入れる
- 軽く菜箸で混ぜる
- 茹で時間通りに茹でたら、ざるに移し、流水でもみ洗いをする
- よく水を切り、ザルや器などに盛り付けたら完成
手早く行えば10分ほどで食卓に出せるスピーディーさが素麺の魅力。
あらかじめ、つけつゆを作っておけば茹で上がりをすぐに味わえます。

ここからは素麺を茹でるときの疑問を解消していきます。
素麺1人分は乾麺○g?

素麺1人分は乾麺だと約100gです。
束に換算すると1~2束ほどとなります。
ただ、メーカーや商品によって1束あたりの重さは大きく異なるので、茹でる前にしっかり確認しましょう。
乾麺100gは茹で上げると3倍の300gになります。
茹でる前は少なく感じますが、茹でると量が増えるので、茹ですぎには注意しましょう。
また、素麺の乾麺100gに対し、必要なお湯の量は1リットルとなります。
お湯が多い分には問題がありませんが、少ないとしっかり茹で上がらないのでお湯はたっぷり使いましょう。
茹でるときに『差し水』は必要?
『差し水』とはお湯のふきこぼれを防ぐために途中で加える水のこと。

素麺など麺類を茹でているとき、お湯が一気に膨れ上がりこぼれてしまった、なんて経験あるかと思います。
水を加えるとお湯の温度が下がり、ふきこぼれを防ぐことができるのです。
けれども、素麺を茹でるときに差し水をすることはオススメできません。
差し水は便利ですが、お湯の温度を一気に下げてしまいます。
お湯の温度が下がることにより、素麺が均一に茹で上がらないといったデメリットが起きやすくなります。
さらに、コシがなくなる、食感が悪くなるなど、味にも影響が!

昔からある方法だけど、実は差し水って良くなかったんだね。
素麺を茹でているときにお湯がふきこぼれそうになったら、火を弱めたり、菜箸で大きくかき混ぜたりして、緩やかに温度を調整しましょう。
茹でた後のもみ洗いについて
素麺を茹でた後はザルや冷水に取り、しっかりもみ洗いをします。

このもみ洗いは、素麺に付いている余計な塩分・油分やヌメリを取り除くために行われるもの。
さらに、冷水で締めることでコシが出て、食感の良い素麺に仕上がります。
温かい素麺・にゅうめん(温麺)を作るときも、もみ洗いをしてから再度温めるのがオススメです。
もみ洗いはざるやボウルの中で流水をかけながら優しく、念入りに行いましょう。
2~3回水を替え、素麺をさらした水が透明になってきたらOKです。
水・氷水にさらしたまま食べるのは良くない?
素麺を食べるときに、水・氷水にさらしたまま食べる家庭もありますよね。

素麺は水にさらし続けるとふやけてしまい、コシがなくなるのでオススメできません。
また、ざるに盛った場合でも、氷を上に載せる・下に敷くなどして冷やすのも良くありません。
溶けた氷が水分となり、素麺が吸って伸びてしまいます。
どうしてもキンキンに冷えた素麺が食べたい!という場合は、ザルに盛り付ける直前まで氷水に1分ほど浸けておくと良いでしょう。
素麺にコシを出す方法
素麺にコシを出したなら、素麺を茹でるときにお湯の中に『梅干し』や『酢』を加えるのがオススメ!

梅干し・酢を加えるのはクエン酸が含まれているから。
クエン酸には素麺のデンプンが茹で汁へ溶け出すことを防ぐ働きがあります。
デンプンが持つ酸性のお湯に溶け出しにくいという性質を利用するのですね。
素麺のコシのもととなるデンプンが溶け出しにくくなり、コシがしっかりある美味しい素麺に茹で上がるのです。
お湯に入れる量は、お湯1リットルあたり
- 梅干し:1個
- 酢(レモン汁も可):10ml
が目安となります。
また、入れるタイミングは沸騰する直前あたりです。

実際に酢を加えて素麺を茹でてみましたが、酸っぱさはほぼ感じませんでした。また、酢を入れずに茹でたときよりも麺にコシが感じられました!
【まとめ】素麺の美味しい茹で方
ここまで紹介した「素麺の美味しい茹で方」をまとめていきます。
- 素麺1人分は乾麺100gほど
- 乾麺100gにつきお湯の量は1リットル
- 茹でるときの『差し水』はNG
- もみ洗いは必ず行う!優しく丁寧に
- 水・氷水にさらしたまま食卓に出すのはNG
- 素麺にコシを出したいならお湯に『梅干し』や『酢』を加える
夏に食べる機会が増える素麺を、より美味しく食べていきましょう!
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