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ショウガは「冷え性」に効果がある?冷え性に効果がある成分&冷え性改善以外の効果について

ショウガは冷え性に効果があります。

そんな冷え性を改善させるショウガの成分について詳しくまとめました。

冷え性改善に効果的なショウガの成分は2つある?その2成分の働き・摂り方の違いもまとめています。

さらに、ショウガの「冷え性改善」以外の働きも調査!

意外と知らないショウガの働きをチェックしましょう。

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冷え性に効果があるショウガの成分

ショウガには血行促進作用がある成分・ジンゲロールが含まれるため冷え性に効果的とされています。

ショウガ 生姜 ginger
CouleurによるPixabayからの画像

ジンゲロールは生のショウガに含まれる辛み成分。

ショウガのあの独特な辛みの原因です。

このジンゲロール(gingerol)という名前はショウガの英語名・gingerが由来となっています。

※ギンゲロールと表記されることもあります。

ショウガの名前について知りたい方はこちらをチェック

ジンゲロールはなぜ冷え性に効果的なのか

ジンゲロールには血行を促進させる作用があるため、冷え性に効果的とされています。

血管を広げることにより、血流を良くしてくれるのです。

そもそも「冷え性」とは、手や足の指先など体の末端が常に冷えている状態のこと。

花緒
花緒

わたしも冷え性ですが、冷え性で冷え固まった手で家事をするのは本当に大変ですよね・・・。

冷え性の原因は血行不良。

指先まで血液がしっかり行き届かないことが原因となっています。

つまり冷え性を改善させるには血行を良くすることが大切です。

ショウガのジンゲロールの血行促進作用により、末端まで血液を行き届かせることができれば、冷え性は改善できるということですね。

ジンゲロール「冷え性改善」以外の働き

ショウガに含まれるジンゲロールが持つ「冷え性改善」以外の働きをまとめます。

消臭・防腐効果

ジンゲロールには肉・魚などの生臭さを和らげる『消臭効果』、細菌の増殖を抑える『防腐効果』があります。

肉の下茹でや魚の煮付けなどにショウガ・ショウガの皮を入れるのは臭み消しのためですね。

また、寿司と一緒に食べることが多いショウガの酢漬け・ガリには、生魚による食中毒を防ぐ目的もあります。

おなじみの光景だった「お寿司とガリ」のコンビにこんな意味があったなんて知らなかったですね。

免疫力アップ

ジンゲロールの冷え性改善効果は、すなわち血行を促進し体を温める効果でもあります。

この体を温める効果により活性化するのが免疫細胞。

よって、ジンゲロールは免疫力をアップさせる効果も期待できます。

またジンゲロールは細菌の増殖を抑える効果(抗菌効果)により、気管支炎などを引き起こす細菌への直接攻撃も可能。

体温アップ&細菌への攻撃により免疫力を上げられるのですね。

さらに、この体温アップ効果は代謝を上げダイエット効果にもつながります。

健康にダイエットをしていくなら、まず体温を上げることが大切ですね。


ショウガには、その他にも

  • 妊娠中のつわりを抑える
  • 吐き気・頭痛を抑える
  • 胃潰瘍の予防
  • コレステロール値の低下を促進する

などの効果が期待できます。

ジンゲロールを乾燥or加熱させると

ジンゲロールは乾燥or加熱によりショウガオールに変化します。

ショウガオールはジンゲロールが脱水状態になることで生成される成分です。

ジンゲロールよりも辛みが強いのがショウガオールの特徴。

出荷前に乾燥させる貯蔵期間がある根ショウガが、収穫後すぐに出荷される新ショウガよりも辛いのはショウガオールが増えているためですね。

根ショウガ・新ショウガなどショウガの種類について

ショウガオールにはジンゲロールと同じように血行促進作用があります。

そのため、ショウガは乾燥させても・加熱しても冷え性に効果が期待できます。

ジンゲロール・ショウガオールの違い

ジンゲロール・ショウガオールにはともに血行を促進し、体を温める効果が期待できます。

生姜 ショウガ ginger
gate74によるPixabayからの画像

しかし、血行促進以外のジンゲロール・ショウガオールの働きにはいくつかの違いがあります。

その両者の働きの違いをまとめました。

ジンゲロール・ショウガオールの働きの違い

ジンゲロール・ショウガオールがそれぞれどのように働くのか、違いをまとめました。

ジンゲロールの働き

ジンゲロールには、↑でも説明したように消臭・防腐効果といった殺菌作用があります。

殺菌作用は免疫力の向上にもつながり、風邪のひき始めや予防にオススメです。

ショウガオールの働き

ショウガオールは、加熱・乾燥によりショウガが脱水状態になったときに増える成分。

そんなショウガオールには熱を作り出すという働きもあります。

この熱を作り出す働きは、ショウガオールが胃の粘膜を刺激し、血流を良くすることで、体の奥底の熱を生み出すというもの。

花緒
花緒

体を芯から温めてくれるということですね。まさに冬にピッタリの効果です。


ジンゲロール・ショウガオールは効率よく取る方法がそれぞれ異なるのが特徴です。

そんな両者の摂り方の違いをまとめました。

ジンゲロール・ショウガオールの効率的な摂取方法

ジンゲロール・ショウガオールの効率的な摂取方法です。

ジンゲロールを効率的に摂るには?

ジンゲロールは生のショウガ、特にショウガの皮の下の部分に多く含まれます。

そのため、料理をする際にはショウガを皮ごと使うのがオススメです。

また、ジンゲロールは酸化しやすい成分でもあります。

空気に触れる部分が多ければ多いほど酸化しやすいので、すりおろすときはできるだけ食べる直前に行うようにしましょう。

ショウガオールを効率的に摂るには?

ショウガオールは加熱することで効率的に摂ることができます。

加熱は蒸す方法がオススメ。

電子レンジでもOKですが、蒸気が上がった蒸し器でじっくり蒸し上げると良いでしょう。

加熱の際は高温になりすぎないようにするのがポイント。

電子レンジでは、刻む・すりおろすなどしたショウガに浸るほどの水を加えてから3分ほど加熱します。

水が少ないとショウガがカピカピになるので注意が必要。

シリコンスチーマーを使用すると上手に蒸し上がります。

また、蒸し器ではショウガの甘い香りが立つまでが目安です。


ここまで、ショウガが冷え性改善に効果がある理由や、冷え性改善に効果的な成分の働きなどをまとめました。

「ショウガ=体を温める・冷え性改善」というイメージがあったものの、具体的になぜ冷え性に効くのかは分からなかったので、詳しく理解でき良かったです。

生のままでも加熱・乾燥させても冷え性を改善してくれるショウガ。

これから厳しくなる冬に向けてしっかり取り入れていきたい食材ですね♪

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