暑すぎる夏に打つ勝つため、夏バテ予防に効果的な「ネバネバ食材」についてまとめました!
そもそも、なぜ暑さにはネバネバが良いのでしょう?
夏バテ防止にネバネバ成分が効く理由と、ネバネバ食材のオススメの食べ方を紹介します。
なぜ夏バテにはネバネバ食材が良いのか?
ネバネバ食材が夏バテに効く理由は、暑さで弱りがちな胃腸の働きをサポートしてくれるから。
ネバネバ成分は数あれど、ほとんどのネバネバ成分は胃腸の粘膜を保護する働きや整腸作用など、消化器官をすこやかに保ってくれます。
連日の猛暑でお腹の調子がずっと悪い・・・。
とお悩みの方は整腸剤などにプラスしてネバネバ食材を積極的に摂ることがオススメです。
ネバネバ食材は食べやすさもポイント
ヌルヌルしたネバネバ食材は食欲がないときでもするっと食べやすいのが特徴です。
つるりとのどごしが良く、さっぱりした味付けと良く合うので、暑さで何も食べたくないときでも喉を通りやすいのはメリットといえます。
ネバネバ食材は夏野菜が多い!
夏バテ防止に役立つネバネバ食材は、夏が旬で、夏に安く手に入る夏野菜が多いのがポイント!
夏に必要な栄養をしっかり摂れるネバネバの夏野菜を食べて、猛暑と言われる今年の夏を何とか乗り切りましょう!
ネバネバ食材5選!オススメの食べ方とは?
夏バテ予防にオススメのネバネバ食材を紹介します。
ここから紹介するネバネバ食材に共通するネバネバは「ムチレージ」という成分です。
糖たんぱく質であるムチレージですが、体内で水溶性食物繊維のような働きをするのが特徴。
コレステロールの吸収を抑えたり、糖質の吸収スピードをゆっくりにする働きがある水溶性食物繊維と同じく、ダイエットにも生活習慣病の予防にも効果が期待できます。
さらに、ムチレージのネバネバは胃腸の粘膜を保護する働きもあり、夏の弱った胃腸にも優しいのがポイントです。
それでは、さっそく夏バテ防止に効くネバネバ食材のオススメの食べ方をまとめます。
オクラ
ネバネバ野菜の中でも親しみやすい「オクラ」。
夏になると安売りされていることも多く、家庭菜園でも育てやすい野菜ですね。
オクラにはムチレージだけでなく、食物繊維の一種であるペクチンも含まれ、整腸作用が高いのが特徴です。
そんなオクラは切ってからサッと茹でることでネバネバがアップ!
細かく刻むとネバネバがどんどん増えるので、ネバネバ好きにオススメです。
あまり茹ですぎると茹で汁にネバネバが溶け出て、減ってしまうので注意しましょう。
モロヘイヤ
ネバネバはもちろん、その高い栄養価から『野菜の王様』との異名も持つ「モロヘイヤ」。
βカロテンやカルシウムも豊富で、不足しがちな栄養の補給にもピッタリです。
そんなモロヘイヤはスープにして頂くのがオススメ!
ネバネバ成分・ムチレージは水に溶けやすいのがデメリット。
茹で汁ごと頂けるスープならモロヘイヤの豊富な栄養を余すことなく摂取できます。
モロヘイヤは下茹で不要で火の通りも早いため、時間がないときでもすぐにできるのも嬉しいですね。
ツルムラサキ
モロヘイヤによく似たネバネバ野菜「ツルムラサキ」も夏にオススメ!
家庭菜園でも育てやすく、モロヘイヤと違い毒性もないので安心して栽培できるのがポイントです。
ツルムラサキはモロヘイヤのようにスープで頂くのももちろんオススメ。
また、茎や葉がしっかりしているので油炒めにしてもシャキシャキ食感が楽しめます。
長芋・山芋
ネバネバでトロトロな食感が癖になる「長芋」と「山芋」。
長芋・山芋の旬は秋ですが、すりおろして『とろろ』として食べられることから夏バテ予防のイメージが強いですよね?
生で食べやすく、細かく粉砕された『とろろ』は、加熱によって失われる長芋・山芋の栄養価を壊さず、丸ごと摂取できるのもポイント!
同じく加熱に弱いムチレージもしっかり摂れるので夏バテ防止に効果的。
『とろろ』はごはんにも麺にもよく合い、つるんと食べやすいの食欲がないときでもオススメです。
納豆
野菜ではないですが、ネバネバ食品と言えば「納豆」ですよね。
旬はなく、一年を通してリーズナブルに手に入るのが納豆の魅力。
ネバネバ納豆が引く糸はムチレージ。
さらに、納豆菌や原料である大豆の食物繊維も合わせて最強の腸活食品とも言えます。
そんな納豆は加熱せず、毎日続けて食べるのがオススメ。
毎日、継続して腸内に善玉菌(納豆菌)を取り入れることで、健康にもダイエットにも、もちろん夏バテにも効果が期待できます。
【まとめ】夏バテ予防は毎日の食事から
とにかく狂ったような猛暑が続く昨今の真夏。
この高気温で生き抜くには、最低でも、毎日、しっかり食事を取るのが不可欠でしょう。
ネバネバ食材は夏バテ防止にはもちろん、健康の源である胃腸を整えてくれます。
今年の夏は積極的にネバネバを取り入れ、暑さに耐えましょう!