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赤いスイカと黄色いスイカ、栄養価は違う?黄色いスイカ特有の栄養とは?黄色いスイカが生まれたわけも

夏と言えば、真っ赤なスイカ。

しかし、スイカには黄色い果肉の品種もあります。

そんな珍しい黄色いスイカと赤いスイカに、栄養価の違いはあるのでしょうか?

また、なぜ黄色いスイカは生まれたのでしょう?

黄色いスイカが生まれたわけも合わせて「スイカの色違い」についてまとめました!

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赤いスイカ・黄色いスイカの栄養価の違い

赤いスイカ・黄色いスイカの栄養価は1つの栄養素を除きほぼ同じです。

スイカ 色違い 黄色 赤
写真素材ダウンロードサイト【写真AC】

赤と黄色のスイカの栄養における、唯一の違いは「βカロテン」。

赤いスイカ100gあたりに含まれるβカロテンは830μg。

一方で、黄色いスイカ100gには10μgのβカロテンしか含まれていません。

その差は実に83倍にもなります。

なぜ、黄色いスイカはβカロテンが少ないのか?

黄色いスイカに含まれるβカロテンが赤いスイカに比べて少ないのは、そもそもβカロテンが赤色の色素だからです。

βカロテンはニンジンに多く含まれる色素成分として知られ、その色は赤や濃い橙色。

つまりβカロテンを多く含めば含むほど、赤みが強い果肉になります。

黄色いスイカにもβカロテンは含まれますが、赤いスイカに比べて量が少ないのは主に含まれている色素が違うためです。

また、赤いスイカに多く含まれる『リコピン』も、黄色いスイカにはほとんど含まれません。

リコピンはトマトに多く含まれる成分で、鮮やかな赤色の色素。

βカロテン・リコピンはいずれも強い抗酸化作用をもつ成分です。

黄色いスイカには、残念ながらβカロテンが少なく、リコピンがほとんど含まれません。

黄色いスイカの黄色い色素成分とは?

黄色いスイカの黄色を作るのは『キサントフィル』と呼ばれる色素成分です。

このキサントフィルにも、βカロテン・リコピンと同じように抗酸化作用が期待できます。

さらに、キサントフィルには

  • 目の疲労を回復・眼病予防
  • 脂肪燃焼

といった効果も期待できるとのこと。

目の疲労回復など、目の健康に効果的というのはβカロテンと同じですね。

黄色いスイカはどのように生まれた?

なぜ黄色いスイカが生まれたのか。

黄色いスイカ
写真素材ダウンロードサイト【写真AC】

赤いイメージが強いのに、どうしてわざわざ黄色い品種を作るのか?と思いますよね?

その理由は「そもそも、スイカ=赤色が間違い」だからです。

スイカの色は本来、白色や黄色が主流だったとされています。

その証拠に、200年ごろに書かれた地中海地方の文献には

「熟したスイカの果肉は黄色」

と記載されいます。

さらに、400年ごろのモザイク画には、オレンジ色に近い黄色い果肉のスイカの絵も描かれています。

歴史に赤いスイカが登場するのは、それから1000年ほど経った14世紀ごろ。

赤いスイカは、赤い色素(リコピンなど)を持つ品種をかけ合わせて生み出されます。

一方で、黄色いスイカは遺伝子上では赤色よりも優勢で、黄色と赤をかけ合わせると黄色いスイカが生まれます。

したがって、スイカは元々黄色い果物で、赤いスイカが生み出された方だったのです。

また、赤いスイカを作ろうとしても、未熟な状態での収穫や、病気や環境が悪いといった理由で黄色いスイカに成長する場合もあります。

赤いスイカは定番のようで、難しい存在だったのですね。

【参考】スイカの栄養価

参考までに、スイカ100gあたりの栄養価を掲載します。

これより記載の数値はすべて「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」のうち<果実類/すいか/赤肉種/生>を参考にしています。

まずは、スイカ100gあたりの基本の栄養価です。

栄養素100gあたりの含有量
エネルギー41kcal
水分89.6g
たんぱく質0.6g
脂質0.1g
炭水化物9.5g
食物繊維0.3g
100gあたりの含有量

スイカは全体の90%弱を占めるほど水分が多い野菜(果実的野菜)。

また、糖質も多めなので、汗で水分とともに失われる糖分を補給するのに適しています。

スイカが熱中症や脱水症状の対策として選ばれているのはそのためですね。


つづいて、スイカ100gあたりに含まれるビタミンです。

栄養素100gあたりの含有量
βカロテン(ビタミンA)830μg
※黄肉種は10μg
ビタミンB10.03mg
ビタミンB20.02mg
ビタミンB60.07mg
葉酸3μg
ビタミンC10mg
ビタミンD0μg
ビタミンE0.1mg
100gあたりの含有量

先ほど紹介したように、スイカは色によってβカロテン(ビタミンA)の量に差があります。

しかし、その他のビタミンには差がありませんでした。


最後に、スイカ100gあたりに含まれるミネラルです。

栄養素100gあたりの含有量
ナトリウム1mg
カリウム120mg
カルシウム4mg
マグネシウム11mg
リン8mg
0.2mg
100gあたりの含有量

赤いスイカ・黄色いスイカともに、利尿作用がありむくみ解消に効果的な『カリウム』を豊富に含みます。

カリウムは汗で水分とともに流れ出る成分の1つ。

そんなカリウムも効率的に補給できるスイカは夏の水分補給にうってつけと言えるでしょう。

スイカの栄養について、より詳しく掘り下げた記事はこちら≫

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