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大麦は炊かずに「茹で」てもOK!おいしい茹で大麦の作り方&保存法について

前回の記事で「大麦の炊き方」についてまとめました。

しかし、炊飯器を使うのは何となく面倒・・・、と思った方もいるのでは?

こで便利なのが大麦を「茹でる」こと!

茹で大麦は作り方が簡単な上に、使い勝手が抜群です。

そんな茹で大麦の作り方と料理活用法、保存方法についてまとめました。

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【基本】大麦の茹で方

大麦の茹で方は『水から茹でる方法』と『お湯を沸騰させてから茹でる方法』の2種類があります。

鍋 熱湯 ゆでる
Pixabay

大麦を入れるタイミングにより、食感が変わるのがポイント!

ここからは、大麦100gを茹でるときの料理法についてまとめていきます。

大麦を水から茹でる方法

水から茹でた大麦はもっちりとした食感が特徴で、ご飯のように主食として食べるのにピッタリ。

料理手順が少ないため、忙しいときにもオススメです。

水から茹でる場合の分量はこちら。

  • 大麦:100g
  • 水:600ml

水から茹でる場合は水をしっかり計量します。

固めが良い場合は水を減らし、柔らかめが良い場合は水を増やしましょう。

それでは料理手順です。

  1. 鍋に大麦と水をそれぞれ全量入れ、軽く混ぜる
  2. 鍋を中火にかける
    • フタはしない
  3. 時々かき混ぜながら20分ほど茹で続ける
    • アクが出たら取り除く
  4. 20分ほど茹でたら火を止め、フタをする
  5. そのまま20分ほど蒸らす

茹でた後にしっかり蒸らすのがポイント。

大麦が水分を吸い、水気がなくなったら完成です。

大麦を沸騰させてから茹でる方法

一方で、お湯を沸騰させてから茹でる方法は、粒が際立ちプチプチした食感が特徴。

サラダやスープのトッピングとして使いやすい大麦となります。

沸騰させてから茹でる場合の分量がこちら。

  • 大麦:100g
  • 水:1リットル~

水はできるだけ多めに。少なくとも1リットル以上は用意しましょう。

それでは料理手順です。

  1. 鍋に水・1リットル以上を入れ、沸騰させる
  2. 沸騰したら中火にし、大麦を入れる
  3. 軽くかき混ぜながら20分ほど茹でる
  4. 茹で上がったらザルにあげる
  5. 流水でヌメリを洗い流してから、水気をよく切る

沸騰させてから茹でる方法では、茹で上がった大麦を水で洗います。

大麦特有のヌメリを洗い流すことで、クセがなく、粒感が増し、食べやすくなるのがポイントですよ。

大麦の茹で汁活用法

『大麦を沸騰させてから茹でる方法』では、大麦を茹でた後に茹で汁が残ります。

このトロトロの茹で汁。

大麦の水溶性食物繊維が溶け出しているので、ぜひとも活用したいところ。

茹で汁にそのまま野菜など具材を入れ、味付けをすればスープに!

煮物に使用する場合には、具材を炒めてから水の代わりに加えることで片栗粉いらずのとろみ付けができます。

ただし、この茹で汁はとても焦げやすいので火加減が弱めに設定しましょう。

茹でる大麦の種類は?

茹で大麦に使う大麦は基本的に何でもOK!

もち麦でも、うるち性の押し麦・ビタバァレーでも分量・作り方は変わりません。

お好きな大麦を活用しましょう。

茹で大麦の料理活用法

茹で大麦のうち、熱湯に入れて茹で水洗いした大麦はサラダやスープのトッピングとして使えます。

野菜スープ
Mich WichによるPixabayからの画像

たんぱく質が多めのパワーサラダのトッピングとして使えば、ほどよく糖質・食物繊維が摂れるのでダイエットにピッタリ!

また、炊飯したご飯に混ぜれば、いっしょに炊かなくても麦ご飯になります。

家族の中に麦ご飯が苦手な方がいる場合に『後から麦を混ぜ』はオススメです。

茹で大麦の保存について

茹で大麦は冷蔵庫で最長1週間は保存できます。

水気をよく切り、冷めてから清潔な保存容器へ入れ冷蔵庫へ。

ただし、使い始めたら長くても3日以内には食べきりましょう。

夏など気温・湿度が高い季節はできるだけすぐに食べきったほうが絶対に良いです。

茹で大麦の冷凍保存について

茹で大麦は冷凍保存で最長6カ月ほど保存できるのもポイント!

保存方法は、冷蔵と同じく保存容器に入れても良いですが、ビニール袋の方が使いやすいのでオススメ。

ビニール袋に平らに、くっつかないように入れ、平らのまま冷凍すればバラバラの状態で保存OKです。

花緒
花緒

使いたい分だけパラパラと出せるのは便利ですね。

ただし、大麦など穀物類は冷凍庫の匂いを吸収しやすいので、早めに使い切った方が美味しく食べられます。

使うときはスープなどの加熱料理に冷凍のまま投入すればOKです。

サラダのトッピングに使うこともできますが、解凍が面倒なので、加熱料理限定の方が良いかと思います。

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