普通の葉っぱのような見た目ながらも、食べるとネバネバしたぬめりが出るモロヘイヤ。
そのモロヘイヤの「ネバネバ」は○○という成分が正体でした!
さらに、モロヘイヤのネバネバ成分は栄養価が高いとの情報も。
モロヘイヤのネバネバはどんな成分で、どんな栄養の働きがあるのか?
今回はモロヘイヤのネバネバに特化してお伝えしていきます!
モロヘイヤの「ネバネバ」の正体
モロヘイヤのネバネバは「ムチレージ」という成分です。

ムチレージはオクラや山いもにも含まれるネバネバ成分で、糖をたくさん含む糖たんぱく質という多糖類の一種になります。
モロヘイヤのネバネバ成分は、動物性の粘性物質と同じ「ムチン」とされてきましたが、ムチンはウナギなど動物性の成分にのみ使用し、植物性の粘性物質は「ムチレージ」と表記されるようになりました。
ネバネバ成分・ムチレージの働き

モロヘイヤに含まれるネバネバ成分・ムチレージは、体内で水溶性食物繊維のような働きをします。
- 消化管などの粘膜を保護
- 血糖値の上昇を抑える
- コレステロールの吸収を抑える
消化管の粘膜を保護するという働きにより腸内環境が良くなり、食べ物の消化がサポートされます。
また、ムチレージには腸内でゲル状になり糖質や脂質を包み込むという働きもあります。
その働きにより、糖質・脂質の吸収が遅れ、血糖値が急激に上がるのを防いでくれるのです。
そんな急激な血糖値の上昇や、コレステロールの吸収が抑制されるので太りにくい効果があります。
さらに、胃の中で水を吸うことで大きくふくらみ、長く留まることで満腹感が長続き!
腹持ちが良くなるので食べ過ぎ防止にも効果が期待できます。
ムチレージはダイエットに効果的な栄養素といえますね。
その他にも、鼻や目などの粘膜を保護してくれるので、風邪をひきにくくなったり、ドライアイの予防にも役立ちます。

健康にもダイエットにも効果が期待できるなんて・・・。ムチンはスゴいね!
ムチンが効率的に摂れる食べ方
水溶性食物繊維の一種であるムチンは、茹でると茹で汁に溶け失われてしまいます。
そのため、茹で汁ごと食べられるスープやみそ汁など汁物で食べるのがオススメです。

ここからは、そんな「モロヘイヤのスープの作り方」を簡単にご紹介します。
モロヘイヤスープの作り方
モロヘイヤスープ・4人分では市販のモロヘイヤを1/2袋ほど使います。
袋の大きさにもよりますが、市販のモロヘイヤは1袋あたり100g前後。
よって4人分でモロヘイヤ・50gほどを使用します。
野菜や味つけは自由!
和風・洋風・中華どれでも合うので、主菜に合わせ味を変えられるのが特長です。
↓では、わたしがよく作るモロヘイヤスープのレシピをご紹介します。
モロヘイヤスープの材料<4人分>
| モロヘイヤ | 1/2袋・50gほど |
| えのきたけ | 1/3袋・50g強 |
| 玉ねぎ | 1/2個・100gほど |
| 鶏ガラスープの素 | 小さじ1山盛り |
| 水 | 3カップ・600ml |
| 塩こしょう | お好み |
えのきたけ・玉ねぎは他の食材に変更OKです。
モロヘイヤスープの作り方
- えのきたけ・玉ねぎを食べやすい大きさに切る。
- えのきたけは根元を切り落とし2~3等分
- 玉ねぎは薄切り
- 硬い茎の部分を取り除いたモロヘイヤを刻む
- 茎も一緒に刻んでOK
- ネバネバが出るまで叩く
- 鍋に鶏ガラスープの素・水・えのきたけを入れる
- 沸騰したら玉ねぎを入れ、透き通るまで煮る
- 刻んだモロヘイヤを加え、ひと煮立ちさせる
- モロヘイヤを加えると、お湯が噴きこぼれやすくなるので注意!
- 火を止めて、塩こしょうで調味したら完成
これだけでもモロヘイヤやえのきたけ・玉ねぎのコクで十分美味しいシンプルスープです。
しかし、物足りないと感じたらしょうゆを一回しすると風味が豊かになります。
モロヘイヤは茎ごと食べて大丈夫?
↑で紹介したレシピではモロヘイヤを茎ごと使っています。
モロヘイヤを茎ごと使うことに

モロヘイヤって毒があるって聞いたことがあるけど・・・。
と不安に思っている方もいるかもしれません。
しかし、モロヘイヤは葉だけでなく茎も安心して食べられる野菜です。
モロヘイヤの中で毒が含まれる部分は、
- 種子
- 種子が入ったさや
- 種子ができている(成熟している)ときの葉・茎
などとなります。
スーパーなどで市販されているモロヘイヤは「収穫期の葉・茎」で毒はありません。
茎の切り口の黒ずんだ部分は切り落としますが、それ以外は丸ごと食べられるので安心しましょう。
モロヘイヤのネバネバを増やす方法
モロヘイヤのネバネバを増やす方法は茹で過ぎずに刻むことです。

ムチレージは水に溶けやすいため、お湯の中で茹で過ぎると溶けて少なくなってしまいます。
また、ムチレージは熱に弱いので加熱しすぎても失われてしまいもったいないです。
茹でるときは短い時間。
サッと火が通ったらお湯から揚げてしまいましょう。
その後、包丁でトントンとたたくように刻めば、良い感じにネバネバが増えていきます。
さらに、オクラや山いも、納豆など他のネバネバ食材と合わせて食べればネバネバ×ネバネバの相乗効果でよりネバネバが味わえます。
ネバネバ好きなら一度は試したい食べ方ですね!
- 茹で過ぎない
- 加熱しすぎない
- 叩くように刻む
まとめ
- モロヘイヤのネバネバ成分はムチレージ
- ムチレージはオクラなどにも含まれている
- ムチレージは水溶性食物繊維のように
- 消化のサポート
- 血糖値・コレステロール値の急な上昇を抑える
- 粘膜の保護 といった働きをする
- ムチレージは水に溶け加熱に弱いので、スープなど茹で汁ごと食べられる料理がオススメ
- ネバネバは茹で過ぎず・加熱し過ぎずに叩いて刻むことで増える
モロヘイヤのネバネバとオクラのネバネバが同じ成分だなんて知らなかったです!
モロヘイヤもオクラも栄養価が高い野菜。
やはり、ネバネバ食材は栄養抜群のようですね♪
簡単に作れるスープなら毎日手軽にモロヘイヤが食べられます。
ぜひ、ご家庭でも作ってみてくださいね♪




