低価格でクセのない味わいから家庭の味方!として人気を誇る麦茶。
そんな麦茶はカフェインゼロというメリットもあります。
けれども、他のお茶にはカフェインが含まれているのに、なぜ麦茶はカフェイン0なのでしょう?
また「カフェインゼロの麦茶は妊娠・授乳中の女性や子どもでも安心」というイメージは本当?
そんな麦茶とカフェインの関係性についてまとめてみました。
麦茶はカフェインを含まない?
麦茶にはカフェインが含まれません。
麦茶パック「香ばし麦茶」を販売するはくばく・HPによると
Q:麦茶にはカフェインが入っていますか?乳幼児でも大丈夫ですか?
A:麦茶は穀物である大麦を原料としているため、茶葉を原料としている紅茶や緑茶とは違い、カフェインが含まれておりません。小さなお子様や妊娠中の方でも安心してお飲み頂けます。
はくばく よくあるご質問
とのこと。
麦茶の原料である大麦にカフェインが含まれていないため、麦茶にもカフェインが含まれないとのことですね。
反対に、茶葉を原料としている紅茶・緑茶にはカフェインが含まれます。
紅茶・緑茶などにカフェインが含まれるのは、茶葉の原料であるチャノキ(茶の木)の新芽にカフェインを含むアルカロイド(有機化合物)が豊富に含まれるためです。
そもそも「カフェイン」ってそんな成分なのだろう?
「カフェイン」とは
カフェインとはコーヒーや紅茶・緑茶などに含まれる苦味成分の一種です。
人に対して興奮作用もあり、精神刺激薬としても用いられる成分です。
精神刺激薬として『眠気覚まし』『疲れを感じにくくなる』などのメリットがあります。
しかし、一方で夕方~夜の摂取で不眠が引き起こされたり、耐性・依存症により効果が得られなくなったりします。
カフェインの効果が得られないことなどから過剰摂取を続けると、最悪の場合、命を落とします。
カフェインの摂り過ぎは危険なんだね!
カフェインの摂取上限は成人男女・1日あたり400mg。
このカフェイン400mgはドリップコーヒー約4杯分(1杯あたり150ml)に相当します。
また、カフェインは妊娠・授乳中の女性・幼い子どもが摂取すると健康被害を引き起こす可能性があります。
妊娠・授乳中の女性や子どもはカフェイン入りの飲み物を積極的に飲まない方が良いでしょう。
麦茶はカフェインゼロだから妊娠・授乳中の女性でも小さな子どもでも安心して飲めるんだね。
しかし、本当に麦茶は妊娠・授乳中の女性や子どもにとって安全な飲み物なのでしょうか?
麦茶の安全性や飲み方の注意点など、詳しくまとめてみました。
麦茶は妊娠中でも飲める?
麦茶は妊娠・授乳中でも安心して飲めます。
むしろ、カフェインゼロでミネラルも豊富なので麦茶は妊娠・授乳中にオススメの飲み物と言えます。
氷を入れたり、冷蔵庫で冷やしたり、冷凍庫で凍らせた麦茶は身体を冷やしすぎてしまうのでオススメできません。
妊娠・授乳中は常温の麦茶を用意しておきましょう。
ただし、真夏の猛暑の時期などはさすがに暑いのですよね。
そんな時は、冷蔵庫で冷やした麦茶を飲む少し前に室温に置いておくなど、冷たすぎない温度にする工夫をしましょう。
麦茶製品のうち、伊藤園「健康ミネラル麦茶」は『たまひよ赤ちゃんグッズ大賞2022麦茶部門』で第1位を獲得!
0~1才半までのお子さんを持つお母さんから「妊娠中に買って良かった!」と高い支持を得ています。
具体的な意見としては
というものがありました。
安全性はもちろん、飲みやすい味わいも高評価の理由のようですね。
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※参考 伊藤園 「健康ミネラルむぎ茶」がベネッセ「たまひよ赤ちゃんグッズ大賞2022麦茶部門」で第1位を受賞しました!!
たまひよ たまひよ赤ちゃんグッズ大賞2022 マタニティジャンル
麦茶は赤ちゃんでも飲める?
麦茶は赤ちゃんに飲ませることができます。
ただし、麦茶を赤ちゃんに飲ませ始める時期は離乳食を始める生後半年ごろを目安にしましょう。
離乳食が始まる前は、栄養の観点から、母乳・ミルクだけを与えることが望ましいとされています。
麦茶を与えることで母乳・ミルクを飲む量が減り、本来得られるはずだった栄養が減ってしまう可能性があるためです。
また、赤ちゃんに初めて麦茶を飲ませる場合は、味に慣れさせるため麦茶を薄めると良いとのこと。
初めての麦茶にオススメ!「苦くない」子ども向けに特化した麦茶
パッケージにアニメでおなじみ『はなかっぱ』が描かれていて可愛いですね。
※参考 はくばく こどもが喜ぶ麦茶