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烏龍茶とはどんなお茶?緑茶・紅茶との意外な関係とは?烏龍茶の種類についても

緑茶や紅茶と並び、日本で人気が高い「烏龍茶(うーろんちゃ)」。

花緒
花緒

わたしも好きでよく飲む「烏龍茶」ですが、そもそもどんなお茶なのかイマイチ分かりません。

そこで、今回は烏龍茶の種類など、基本を深掘りしてみました。

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「烏龍茶」とは

烏龍茶(うーろんちゃ)はチャノキの茶葉(葉・茎)を軽く発酵(半発酵)させたお茶となります。

烏龍茶の茶葉
写真素材ダウンロードサイト【写真AC】

ただし、烏龍茶の『発酵』は酵素による酸化を指し、チーズや納豆などを作る発酵とは違います。

いわゆる中国茶の一種です。

諸説はあるものの、この「烏龍茶」という名前は、烏(からす)のように黒く、龍のように曲がりくねっている茶葉の見た目から名付けられたとのこと。

カッコいい名付けですね。

烏龍茶の「茶葉」は緑茶・紅茶と同じ

烏龍茶の原料である茶葉は「チャノキ」という植物から作られたもの。

烏龍茶
bor chenによるPixabayからの画像

このチャノキは、わたしたち日本人になじみ深い『緑茶』や、香り高く日本でも高い人気を誇る『紅茶』の茶葉でもあります。

つまり、烏龍茶と緑茶、紅茶はすべて同じ茶葉から淹れたお茶です。

烏龍茶と緑茶・紅茶の違いとは?

烏龍茶と緑茶・紅茶の違いは『発酵の度合い』です。

先ほども説明したとおり、この『発酵』は酵素による酸化となり、微生物によって食材が変化する発酵とは異なります。

お茶のうち、いわゆる中国茶は、発酵の度合いにより、

  • 緑茶(煎茶)
  • 白茶
  • 黄茶
  • 烏龍茶(青茶)
  • 紅茶
  • 黒茶(プーアル茶)

の6種類のお茶に分かれます。

ただし、このうち『黒茶(プーアル茶)』のみ微生物による発酵が行われるという違いがあり「後発酵茶」とも呼ばれています。

これら6種類のお茶の発酵度合いを表にしてみました。

お茶の種類発酵度合い
緑茶(煎茶)0%
白茶5~10%
黄茶5~10%
烏龍茶(青茶)10~80%
黒茶(プーアル茶)80~100%
紅茶100%

上の表を見ると分かるように、お茶のうち『緑茶』は発酵させないお茶。

茶葉を加熱し、早い段階で酵素を不活性化させることで発行をさせません。

反対に『紅茶』は茶葉を完全に発酵させるお茶となります。

茶葉の種類は同じでも、製造過程が違うため、全然別のお茶になるのですね。

この中で、烏龍茶は発酵はさせるものの、完全に発酵させないお茶となります。

ちょっと難しいですが、とりあえず「烏龍茶=半発酵のお茶」という認識で問題はないでしょう。

烏龍茶の種類について

烏龍茶といってもその種類はさまざま。

烏龍茶
bor chenによるPixabayからの画像

文献によって烏龍茶の定義は異なりますが、烏龍茶は青茶の一種とされています。

この青茶のうち、発酵度が70%ほどの場合のみ烏龍茶とするという定義もあります。

つまり、わたしたちが「烏龍茶」と呼ぶお茶のなかには、厳密には烏龍茶ではないお茶があるとのことですね。

烏龍茶と呼ばれるお茶の中でも、産地や発酵度合いにより呼び名が異なる場合もあります。

ここからは、そんな烏龍茶の種類についてまとめてみます。

鉄観音(てっかんのん)

全烏龍茶の生産量のうち5%ほどを占めるのが「鉄観音(てっかんのん)」。

中国・福建省の安渓県が原産。

日本が誇る飲料メーカー・伊藤園の烏龍茶にこの鉄観音が使われていることから、日本でなじみ深い烏龍茶の1つとなyています。

東方美人茶(とうほうびじんちゃ)

台湾で生産される高級茶である「東方美人茶(とうほうびじんちゃ)」。

イギリスでは『オリエンタルビューティー(Oriental beauty)』という愛称で知られ、その名前がそのまま品種名として親しまれています。

東方美人茶は農薬を使わずウンカという虫に茶葉をわざと食べさせる、という独特の製法を用いります。

ウンカに吸われて傷ついた茶葉は抗体反応が起き、ジオールという物質が生成されます。

このジオールが茶葉を作る加熱の過程でホートリエノールという成分に変化。

東方美人茶特有の密のような甘さと、爽やかな香りを生み出すことにつながるとのことです。

水仙(すいせん)

烏龍茶の全生産量のうち50%ほどを占めるのが「水仙(すいせん)」です。

中国のうち、福建省や広東省で主に作られています。

発酵度合いが高く、黒みがかったお茶の色が特徴。

日本では『黒烏龍茶』として親しまれている品種でもあります。

黄金桂(おうごんけい)

中国・福建省安渓県で生産される希少な品種「黄金桂(おうごんけい)」。

その名前は黄金色のお茶の色と、キンモクセイ(桂花)のような爽やかな香りが由来となっています。

他の烏龍茶の種類と比べて、発酵度合いは低め。

ほんのりとした甘味があり、苦味や渋味がほとんどないのが特徴となります。

凍頂烏龍茶(とうちょううーろんちゃ)

台湾茶を代表する品種「凍頂烏龍茶(とうちょううーろんちゃ)」。

見た目も味わいも緑茶に似ているのが特徴です。

しかし、緑茶にはない独特の香りが持ち味で、爽やかな風味から日本でも高い人気を誇っています。

【まとめ】烏龍茶の基本

  • 烏龍茶はチャノキの茶葉を半発酵させたお茶
  • 緑茶や紅茶と同じ茶葉が使われている
  • 種類によってさまざまな味わいがある

ここまで烏龍茶について基本をまとめてまいりました。

烏龍茶と緑茶・紅茶が同じ原料から作られている、というのは驚きですよね。

種類によって味わいが異なるので、好きな味わいを求めていくのもオススメですよ。

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