「ジンジャーエール」はどんな飲み物なの?『ドライ』など種類やジンジャービールとの違いも

ジンジャーエールはショウガが使われた炭酸飲料です。

甘くてスッキリしたジンジャーエールの味わいは、少し大人な雰囲気。

子供の頃のジンジャーエールは、少し背伸びできる特別な飲み物だった思い出です。

そんなジンジャーエールとは、そもそもどんな飲み物なのでしょう?

ジンジャーエールの種類や手作り方法など、気になることをまとめてみました。

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そもそも「ジンジャーエール」とは

名前が示す通り、ショウガが使われた飲み物であるジンジャーエール。

『ジンジャー(ginger)』はショウガですが、『エール(ale)』はビールの一種を指す言葉です。

つまり、ンジャーエールは「ショウガのビール」という意味になります。

※『エール(ale)』は特にイギリス産のビールを指す言葉で、上面発酵と呼ばれる方法で醸造されるビールのことでもあります。ちなみに下面発酵で造られるビールは『ラガー』ビールです。

ただし、ジンジャーエールにアルコールは入っていません。

ジンジャーエールはソフトドリンク、お子さんでも安心して飲めるノンアルコール飲料です。

ノンアルコールなのになぜ『エール』なの?

ジンジャーエールは、アルコールの代わりとなる飲料として造られたのがはじまりです。

特に禁酒法が適用されていた頃のアメリカでは重宝されていたとのこと。

花緒
花緒

あの爽やかな飲み口は、確かにアルコールの代わりになりそうですね。

現在でも、シャンパンの代わりの食前酒として飲まれることがあります。

また、ジン・バックなどカクテルの材料としても使用されます。

2種類の「ジンジャーエール」について

ジンジャーエールには大きく分けて『ゴールデンスタイル』『ドライスタイル』という2種類があります。

ゴールデンスタイル

ゴールデンスタイルは、イギリス・北アイルランドで誕生したジンジャーエールです。

生み出したのは、アメリカ人のトーマス・カントレル(Thomas Cantrell)という薬屋・外科医。

ゴールデンスタイルのジンジャーエールは、色味が濃く、ショウガのスパイスが強いのが特徴です。

ジンジャーエールとしての元祖でもありますが、後述するドライスタイルの登場により、現在では希少な飲み物となっています。

ドライスタイル

ドライスタイルはカナダで1904年に誕生したジンジャーエールです。

ドライスタイルのジンジャーエールを生み出したのはジョン・マクローリン(John McLaughlin)博士。

マクローリン博士はもともとソーダ水の発明をしていた化学者でしたが、フランスのシャンパンに惹かれ、シャンパンのようなノンアルコール飲料を追い求めます。

その努力の末に生まれたのが「CANADA DRY PALE GINGER ALE」。

現在も世界中で発売されている「カナダドライ ジンジャーエール」です。

ジンジャーエールって100年以上も前から販売されていのですね・・・。

※参考「CANADA DRY(カナダドライ)公式サイト」

ジンジャーエールの『ドライ』は甘い

ジンジャーエールにおける『ドライ』は辛さ控えめの甘い味です。

ビールなどのイメージから、ドライ=辛口の印象ですが、ジンジャーエールでは逆。

そのため「ドライジンジャーエール」は、通常の「ジンジャーエール」と比べて辛くない、甘みが強いタイプと覚えておきましょう。

『ジンジャービール』との違い

ジンジャーエールとよく似た飲み物に『ジンジャービール』なるものがあります。

ジンジャービールはジンジャーエールとは別物です。

18世紀半ばごろ、イギリス・ヨークシャーで誕生したジンジャービール。

ジンジャーエールが生まれる前から飲まれてきた飲み物で、ジンジャーエールの原型とも言えます。

このジンジャービールの最大の特徴は醸造させること。

ジンジャービールは、ショウガ(ジンジャースパイス)・酵母・砂糖を発酵させる飲み物です

炭酸を後から加えるジンジャーエールとは違い、発酵により炭酸ガスを発生させるのが特徴ですね。

醸造により微量のアルコールが発生しますが、市販のジンジャービールはアルコールを飛ばしてから販売されているものがほとんど。

そもそも、現在において流通しているジンジャービールは醸造されていないものがほとんどだったりします。

現在はジンジャーエールが主流になったので流通は少なめ。

しかし、イギリスでは現在でも、自家製ジンジャービールが各家庭で造られるとのことです。

ジンジャーエールは家庭で手作りできる?

ジンジャーエールは家庭で簡単に手作りできます。

ザッと説明すると、薄切りにしたショウガと砂糖を煮て、レモンなどで香り付け、冷ましてから炭酸水で割るだけです。

ショウガと砂糖は1:2ほどの比率が基本ですが、甘味はお好みで調節OK。

また、砂糖はハチミツで代用してもおいしく出来上がります。

ハチミツを使用する場合は1才未満のお子さんに飲ませてはいけません。

ちなみに、自家製のジンジャーエールはほとんど無色。

市販されているジンジャーエールのように茶色がかっていません。

これは市販のジンジャーエールがカラメル色素で色付けされているため。

あの茶色はカラメルだったのですね・・・。


ここまで、ジンジャーエールについてまとめてきました。

調べれば調べるほど、意外な事実が飛び出し面白かったです。

ショウガは体を温める効果がある食べ物。

余ったショウガを自家製ジンジャーエールにすれば、美味しく体もぽかぽかになります。

自家製ジンジャーエール、試す価値ありですね。

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