徳島県の稲作の特徴と、お米の人気銘柄についてまとめています。
徳島県は日本三大暴れ川の1つである吉野川、県南部を流れる那賀川といった水源に恵まれ、それらの流域に広がるミネラル豊富で肥沃な平野で稲作が盛んです。
また、阿南市や海陽町など県南部のエリアはとても温暖なため、7月下旬ごろに稲刈りが行われる『早場米(早期栽培米)』の産地としても有名です。
さらに、現在では夏場の高温対策にも力を入れ、耐熱性の高い品種「あきさかり」などの生産拡大を図っています。
そんな徳島県で栽培されているお米の品種をご紹介します。
徳島県産「あきさかり」
「あきさかり」は徳島県を中心に栽培されているお米の品種です。
2016年に誕生し、徳島県の奨励品種として作付けが拡大しています。
そんな「あきさかり」の特徴は、収穫時期が他の品種と比べて遅いこと。
秋が深まる時期に収穫されることから「あきさかり」という名前が付けられました。
粒が大きめで、食べたときに粒の歯ごたえを感じやすいのが特徴。炊きあがりの白く美しいツヤが魅力です。モチモチの粘り気とクセのない味で食べやすいお米です。
徳島県産「ハナエチゼン」
「ハナエチゼン」は福井県のブランド米です。
けれども、近年は徳島県でも栽培が盛んに行われ、今では徳島県の奨励品種となっています。
「コシヒカリ」の孫品種であり、粘りや甘みのバランスのよさが特徴。
「コシヒカリ」によく似ていながら「コシヒカリ」よりも早期に収穫できるため、作付面積が拡大しています。
粘り・甘み・うまみのバランスがよい。食感はあっさりしていて、歯ごたえは硬めなので食べ応えがあります。
徳島県産「コシヒカリ」、県ブランド『阿波そだち』
徳島県産「コシヒカリ」は『阿波そだち』というブランド名でも知られています。
全国的に人気が高い品種ですが、徳島県産も人気。
特に、南部エリアで収穫された「コシヒカリ」は食味ランキングにおいて特Aランクを獲得するなど高い評価を得ています。
お盆前の8月前半に新米として出荷できる早期栽培米でもあります。
粘り・甘み・香りのバランスがよい優等生的なお米です。
徳島県産「ヒノヒカリ」
西日本を中心に人気の「ヒノヒカリ」。
そんな「ヒノヒカリ」のうち、徳島県産は佐那河内村(さなごうちそん)の棚田が米が有名です。
清流と粘土質の土壌で育った「ヒノヒカリ」は絶品ですが、地産地消がほとんどなので、県外では希少なお米でもあります。
粘りや甘み、香りのバランスがよい。粒がしっかりしており、冷めても美味しいため、お弁当やおにぎりにもピッタリ。


