愛知県の稲作の特徴と、人気のお米銘柄についてまとめています。
中京工業地帯が広がり、工業の街というイメージが強い愛知県ですが、実は米作りをはじめ農業も盛んな地域です。
愛知は、西部に濃尾平野、南部に渥美半島・知多半島、東部は山間部とエリアによって地形が大きく異なるのが特徴。
この地形や気候の違いを生かし、地域によって栽培時期をずらして長期間にわたり新米を出荷できる強みを持っています。
さらに、木曽川や長良川といった河川により、県の隅々まで水が行き渡る水源の豊かさから安定した米作りを実現。
そんな愛知県で人気のお米銘柄を紹介していきます。
愛知県産「あいちのかおり」
「あいちのかおり」は愛知県で作付面積4割を占める主力品種です。
地元で愛されているブランドで、愛知県では学校給食などでも親しまれています。
日本穀物検定協会の食味ランキングでは最高ではないものの、高い評価のAランクを複数年にわたり獲得。
クセがない安定した品質なので日常使いにうってつけのお米と言えますね。
粒が大きくふっくら食感。適度な粘りがあり、冷めても硬くなりにくいので、おにぎりや丼物、お弁当にしても美味しい品種です。
愛知県産「ミネアサヒ」
生産量が少ないことから『幻のお米』と呼ばれる「ミネアサヒ」。
愛知県内での作付面積のうち「ミネアサヒ」が占める割合は5%ほど。
豊田市・新城市など三河地方を中心に栽培されています。
中山間地域、標高200~500mほどの涼しい地域で栽培されています。
人気品種「コシヒカリ」の子孫品種であり、粘りが強く、旨みが強い味わいが特徴。
日本穀物検定協会の食味ランキングにおいて最高ランクの特Aを獲得したこともある実力派品種です。
粒は小さめで丸っこい形が特徴。炊きあがりの光沢が美しく、粒感があるので食べ応えが抜群です。旨みと粘りが強いものの、あっさりした後味もポイントです。
愛知県産「コシヒカリ」
愛知県産「コシヒカリ」は県内での主力品種の1つ。
山間部をはじめ、早期栽培を行う地域で多く作られています。
特に『極早生(ごくわせ)』品種は8月中旬ごろから稲刈りが始まり、いち早く店頭に並ぶのが特徴です。
夏の終わりに楽しめる新米として、親しまれています。
旨みのバランスが良く、強い粘りと甘みを味わえるのが特徴。薫り高く、炊きあがりもつややかで、安定した品質を保っているのが魅力でしょう。
③ コシヒカリ
- 特徴: 愛知県でも主に山間部や、一般の時期より早く収穫する「早期栽培」の地域で多く作られています。
- 食味: 強い粘りと甘みがあり、愛知県産のコシヒカリも安定した高品質を誇ります。特にお盆前後に収穫される「新米コシヒカリ」は、一足早く秋の味覚を楽しめるとして人気です。
愛知県産「愛ひとつぶ」
「愛ひとつぶ」は2019年にデビューしたばかりの新品種で、愛知県の新しいブランド米として注目されています。
「なつきらり」というブランド米のうち登録された生産者のみが栽培でき、かつ厳しい基準をクリアした一握りのお米のみ、この「愛ひとつぶ」というブランド名を名乗れます。
さらに、国が定める農産物検査において最上位の一等米を100%使用しているのも「愛ひとつぶ」の魅力。
見た目の美しさもさることながら、味わいの良さも高く評価されている高級米となります。
上品な甘みとモチモチした食感が特徴。白いご飯でそのまま食べるのがなによりのオススメ!透き通るように光り輝く炊きあがりも魅力でしょう。

