愛媛県の稲作の特徴と、人気のお米銘柄についてまとめています。
四国の北西部にある愛媛県はミカンなど柑橘が有名ですが、お米もその品質の高さから人気を博しています。
愛媛県特有の栽培方法として注目を集めているのが、ミカンジュースの搾りかすを堆肥として活用する『みかん循環栽培』。
面白さがありつつ、環境にも配慮された栽培法として注目を集めています。
また、南部や島など暖かい地域では、8月中旬に収穫できる早期栽培が盛ん。
夏場の高温に負けない耐熱性の高い品種の普及にも力を入れています。
ここからは、そんな愛媛で人気のお米品種を紹介していきます。
愛媛県産「ひめの凜(りん)」
「ひめの凛」は2019年に誕生した、愛媛県のオリジナル品種です。
愛媛県農林水産研究所が16年もの年月をかけ開発した品種となります。
夏の暑さに耐えられる強さを持ち、収穫量が多いという、栽培のしやすさがなによりの特長。
一粒一粒が大きく食感がしっかりしており、名前の通り「凛」とした透きとおる美しさ。
さらに、上質で華やかな香りと、上品な甘さは、どんな料理にもよく合います。
現在は、愛媛県による認定栽培者のみが栽培できる「ひめの凛」。
食味を分析し、一定の基準に達したものは『プレミアムクオリティ』に認定されるなど、高い品質をキープするための取り組みが徹底しています。
香りの華やかさと、優しい上品な甘みが特徴。大粒なので食べ応えが抜群です。
愛媛県産「にこまる」
愛媛県が奨励品種に指定している「にこまる」。
高温に強いことから西日本を中心に栽培が盛んな品種で、味の良さから高い人気を誇っています。
名前は『笑顔がこぼれるほど美味しい』、さらに『まるまるとした粒張りの良さ』が由来です。
そのうち、愛媛県では農薬・化学肥料を使用しないこだわり農法で栽培された「伊予あぐり米」といったブランドも人気です。
粒が大きく、丸まるとしたお米が特徴。ツヤや粘り、もっちりとした食感が魅力の品種です。
「伊予あぐり米」とは?
「伊予あぐり米」は重信川の伏流水豊かな地(松前町あたり)で栽培されている、無農薬・無化学肥料の安心・安全なお米です
愛媛県伊予郡松前町の農業生産法人「あぐり」が栽培しています。
自家製の有機肥料や、人力での除草など、環境に配慮された米作りが魅力です。
愛媛県産「コシヒカリ」
全国的に人気が高い「コシヒカリ」も、愛媛県で栽培されています。
愛媛県にとって「コシヒカリ」はもっとも作付けが広い定番品種。
県内では8月に収穫される『早期栽培』品種として重宝され、全国的にも早いタイミングで出荷されます。
県独自のブランドとして『石鎚(いしづち)』や、 西予市宇和町産の「愛媛県産こしひかり」、無洗米ブランド「あらうまい」などがあり、同じ「コシヒカリ」でも地域によって個性があふれているのが特徴です。
強い粘りと甘さ、光沢があるツヤ感が特徴。美味しいお米としてのバランスに優れた、安定性の高い品種です。


