兵庫県で人気のお米の品種と稲作の特徴についてまとめています。
兵庫は全国屈指の『酒米』の生産地。
全国シェア5割超えの酒米・山田錦(やまだにしき)や、オリジナルブランド・兵庫夢錦(ひょうごゆめにしき)といった酒米に適した品種を多く栽培しています。
食用米は、昼夜の寒暖差が激しい北部の但馬・丹波地域では「コシヒカリ」が主力。
この但馬エリアでは、農薬や肥料の使用を減らした特別栽培米が作られているのも特徴です。
また、温暖な気候である南部の播磨・淡路地域では、耐熱性が強い「キヌヒカリ」や「きぬむすめ」が作付上位となっています。
ここからは、そんな兵庫で人気のお米銘柄をご紹介します。
兵庫県産「コシヒカリ」
兵庫県の「コシヒカリ」は、但馬や丹波、三田、阪神などのエリアで栽培されています。
寒暖差が大きい北部エリアでの栽培により、食味が向上!
甘みや粘りはもちろん、ツヤや香りに優れたものが多く収穫できるのが特徴です。
令和6年度産では食味ランキング・特Aランクを獲得している安定の実力派です。
甘み・粘り・ツヤのバランスが整った、上品で美味しく食べやすい品種。冷めても美味しいため、お弁当にも向いています。
兵庫県産「キヌヒカリ」
兵庫県の「キヌヒカリ」は温暖な平坦部の播磨や淡路島で栽培されているお米の品種です。
その名の通り、絹のような白さと、光り輝くツヤを持ち合わせています。
「コシヒカリ」よりもあっさりした味わいが特徴。
あっさりした旨みをもち、粘りも控えめ。食感が柔らかいため、子どもやお年寄りからも人気が高い品種です。主張が強くないため、どんな料理ともよく合います。
ただ「キヌヒカリ」は耐熱性が弱いため、2025年以降は「コ・ノ・ホ・シ」という新品種への転換が進んでいます。
兵庫県産「きぬむすめ」
「きぬむすめ」は「キヌヒカリ」の子品種。
炊きあがりが絹のように白く美しいのが特徴となります。
兵庫県内では淡路島など温暖な地域での栽培が盛んです。
その評価は食味ランキングで何度も特Aランクを獲得するほど高く、安定して美味しいお米となっています。
あっさりした旨みをもち、粘りが強め。素材の魅力を殺さないため、風味を活かした料理にもよく合います。冷めても美味しいのでおにぎりにも。
兵庫県産「コ・ノ・ホ・シ」
「コ・ノ・ホ・シ」は2025年にデビューしたばかりの新品種。
2016年に開発が始まり、10年の歳月をかけてついに栽培が始まりました。
異常な気候変動に負けない、強い品種として期待されています。
販売はまだ地元が中心。
しかし、このさき全国的に広がっていき、わたしたちの食卓に登場する日も近いかもしれません。


