岐阜県の稲作の特徴と人気のお米の銘柄についてまとめています。
岐阜県は北部・飛騨地方と南部・美濃地方において、地形や気候が大きく異なるのが特徴です。
北部・飛騨地方は標高が1000mを超える飛騨山脈(北アルプス)などを有する山間部で、昼夜の寒暖差が大きく、良質なお米作りにうってつけ。
一方で、南部・美濃地方は海抜がほぼ0mの平野部。
山脈から流れてくる雪解け水が水田を潤し、冷たく澄んだきれいな水がお米を育みます。
このように北部・南部で地形・気候が大きく異なるので、収穫時期や栽培方法などが異なるバリエーション豊かな稲作が行われているのが、岐阜の稲作の特徴となります。
ここからは、そんな岐阜県で人気のお米銘柄をお伝えしていきます。
岐阜県産「ハツシモ」
「ハツシモ」は岐阜県の南部・美濃地方で主に栽培されている、岐阜県のオリジナル品種です。
初霜が降りる11月ごろに収穫されることから、この「ハツシモ」という名前が付きました。
お米の収穫時期はおおむね9~10月ごろなので、ゆっくりな収穫ですね。
このように他のお米よりじっくり育てられることから「ハツシモ」は大粒で噛み応え抜群のしっかり食感に育つのが特徴とされています。
また、品種登録されたのは1950年歴史あるお米ですが、現在は2011年に品種登録された「ハツシモ岐阜SL」という品種に置き換わっているとのこと。
「ハツシモ岐阜SL」は品種改良により病気に強いため、安定して収穫できるのが特徴です。
吸水性が低く、型崩れしにくいため、関西では高級寿司店などで重宝されている品種でもあります。
岐阜以外ではなかなかお目にかかれない『幻のお米』、ぜひ食べてみたいですね。
あっさりした味わいと粘りの少なさが特徴。吸水性が低いため、水分をあまり吸わないことから寿司米・丼物への利用がオススメ!
岐阜県産「いのちの壱(いち)」
「いのちの壱」は岐阜県が誇る高級お米品種。
2000年、下呂市にてコシヒカリの変異株として偶然発見された品種であり、とても希少な品種となります。
現在は「龍の瞳(りゅうのひとみ)」というブランド名で流通しています。
その「いのちの壱」の特徴はコシヒカリの1.5倍ほどにもなる粒の大きさ!
全国的に見ても粒の大きさは最大級で、食べ応えが抜群です。
さらに、日本人が好む
- 強い甘み
- 華やかな香り
- もっちり食感
という要素を併せ持ち、一度口にしたら忘れられないほどのインパクトをあたえるとのこと。
これまでに数々のお米の食味グランプリで金賞などを獲得している、奇跡のお米です。
甘みが強く香りも華やか、モッチモチの食感があり、とにかく美味しいと評判のお米です。冷めても変わらぬ美味しさを誇り、お弁当やおにぎりでもその美味しさを味わえます。
岐阜県産「コシヒカリ(飛騨コシヒカリ)」
岐阜県産「コシヒカリ」は「飛騨コシヒカリ」というブランド米として知られています。
標高が高い北部・飛騨地方で育つ「飛騨コシヒカリ」。
昼夜の寒暖差が激しい気候と北アルプスの雪解け水により、甘みと旨みがとても強いお米に育ちます。
その美味しさは「コシヒカリ」の中でも全国トップクラスと言われるほど。
実際に「飛騨コシヒカリ」は日本穀物検定協会の食味ランキングにおいて何度も特A評価を獲得している実力派品種となります。
粒は大きめで炊きあがりにツヤがあるのが特徴。固めのしっかり食感で、甘味が強く、噛むごとに口の中で旨みが増すバランスの良い美味しさが特徴です。
岐阜県産「ひとめぼれ」
岐阜県産「ひとめぼれ」は南東部・恵那地域などで栽培されている人気品種です。
「コシヒカリ」の子品種となり、「コシヒカリ」の美味しさや粘りをしっかり受け継いだ良質なお米となっています。
全体的にクセが少ないので、どんな料理とも合わせやすい定番のお米と言えるでしょう。
適度な粘りと甘み・旨みのバランスが良いのが特徴。冷めても美味しく、癖がないので和洋中どんな料理に合わせても美味しいお米です。

