京都府の稲作の特徴と、有名なお米の銘柄についてまとめます。
京都府は南北に長い地形が特徴で、北部の『丹後』、中部の『丹波』、南部の『山城』という3つの地域それぞれで気候が異なります。
寒暖差が激しい北部『丹後』は鮎の漁場としても知られる由良川が流れる地域。
中部『丹波』は桂川水系で、霧が発生しやすい盆地となります。
さらに、南部『山城』は宇治川や木津川水系で、地形が平坦なのでお米の品質が安定しているのが特徴。
また、京都は和食の総本山としても知られ、料亭・寿司店などで使われる高品質なお米が求められてきた、という歴史を持ちます。
そのため、プロの基準に合わせた高水準な米作りが発展してきました。
ここからは、そんな京都で今人気の有名ブランド米・4品種をご紹介します。
京都府産「コシヒカリ」
京都府産「コシヒカリ」は、府内で圧倒的シェアを誇る銘柄です。
北部『丹後』や中部『丹波』で主に栽培されています。
全国的に人気・知名度が高い「コシヒカリ」。
そんな「コシヒカリ」の中でも、京都府産は日本穀物検定協会・食味ランキングにおいて10回以上も最高ランク『特A』を獲得する実力派!
特に「丹波産コシヒカリ」は人気ブランド。
京都の料亭でも使用される質の高さが魅力となります。
粘りが強く、香りも豊か。しっかりした甘みや、炊きあがりのツヤの良さも特徴です。
京都府産「キヌヒカリ」
京都産「キヌヒカリ」は中部『丹波』や南部『山城』で広く栽培されている品種。
炊きあがりが絹のように美しいことから名付けられた「キヌヒカリ」。
京都府産「キヌヒカリ」もやはり炊きあがりの美しさが特徴となります。
府内では、特に「京丹波産キヌヒカリ」が人気で、食味ランキングにおいて長年『特A』ランクを獲得しています。
粘りが控えめで、サッパリした味わい。冷めても美味しく、味の主張が強すぎないため寿司や和食、カレーライス、炒飯などに向いています。
京都府産「京式部(きょうしきぶ)」
「京式部(きょうしきぶ)」は、京都府のオリジナルブランドとして、2021年にデビューしたばかりの新品種です。
美味しさはもちろん、猛暑への耐性を備えたハイブリッド品種として注目を集めています。
現在は、京都府内の高級料亭や贈答用としてしか流通していません。
まだ生産量が少ないのでレア品種ですね。
上品な甘みが特徴。粒が大きく、もっちりとした食感が魅力でしょう。
京都府産「ヒノヒカリ」
西日本で人気が高い品種「ヒノヒカリ」は京都でも広く栽培されています。
京都府内では南部『山城』など平野部で主に栽培。
冷めても美味しいことから、お弁当やおにぎりと日常的に親しまれているのが特徴ですね。
粒に厚みがあり、冷めても食味が落ちにくい。生産も安定している。


