大阪府の稲作の特徴と人気のお米銘柄についてまとめています。
大都市のイメージが強い大坂ですが、古くから米どころとして知られるなど稲作が盛んな地域でもあります。
そんな現在の大坂では『都市型近郊農業』と『山間部』での栽培という2つの稲作方法が主流。
大量消費される地域に近いという利点を持つ『都市型近郊農業』は鮮度が良く、輸送コストが低いことから地産地消が進んでいます。
また、米作りはもちろんのこと、洪水を防ぐ天然のダムとしての役割、さらに景観保全といった役割も。
さらに、大坂の北部にある能勢・豊能など北摂地域、南部の河内長野・千早赤阪など南河内地域といった『山間部』は昼夜の寒暖差が大きいため良質なお米が育つ地域として知られています。
ここからは、そんな大阪府で人気のお米銘柄を紹介していきます。
大阪府産「ヒノヒカリ」
西日本を中心に広く栽培されている「ヒノヒカリ」は、大阪府が推奨する主要品種の1つでもあります。
栽培が盛んなのは、能勢町をはじめとする北摂地域の山間部や、東大阪市など。
そのうち、JA北河内が生産・販売している「ヒノヒカリ」のブランド米『しあわせのれんげっ娘』は環境に優しい栽培法で注目を集めています。
れんげ草を緑肥にしたれんげ農法により、農薬・化学肥料を5割以上も削減。
『大阪エコ農産物』の認証を受けるなど、府をあげてブランド化を目指しています。
「コシヒカリ」の子品種であり、バランスのとれた食味が特徴です。
香りや粘りのバランスが良く、あっさりした味わいが特徴。
大阪府産「キヌヒカリ」
「キヌヒカリ」は絹のように白く輝く美しい見た目が特徴のお米。
味ももちろん良く、さっぱりとした食感と甘みを持ち、冷めても美味しいためおにぎり・お弁当にもうってつけです。
そんな大阪府の「キヌヒカリ」は主に北摂の豊能地域など山間部で栽培されています。
清流で育まれた上品な旨みが特徴です。
また、そんな「キヌヒカリ」の中でも近年注目を集めているブランド米が『シルク21』。
北摂地域で栽培された高品質な「キヌヒカリ」となり、炊きあがりが絹(シルク)のように美しいことからこの『シルク21』という名前が付けられました。
「キヌヒカリ」100%のブランド米として親しまれています。
さっぱりした味わい・甘みを持ち、硬めの食感が特徴。粘りは少なめで、丼物・カレーなどと合わせても美味しい。
大阪府産「きぬむすめ」
「きぬむすめ」は「ヒノヒカリ」と同じく大阪府の奨励品種の1つ。
大坂では府全体で栽培されていますが、有名なのは能勢町のブランド米『うちの子てっぺん米』。
里山の風景が残る能勢町で、無農薬栽培がされているのが特徴となります。
「コシヒカリ」のようなバランスの良い食味、まるで絹のような白さ・ツヤを持つ美しい品種です。

