熊本県は『二千年にわたる米作り』というストーリーが日本遺産に認定されているなど、古くから稲作・米作りが盛んな地域だったといわれています。
『水の国』と呼ばれるほど水資源が豊富であるのが熊本県の特徴。
その水の豊富さは、阿蘇山の伏流水などを用いた地下水が県内の広い地域で水道水として使われているほどです。
さらに、熊本は九州らしい温暖な気候でありながら、昼夜の寒暖差が大きいことも特徴と言えます。
この昼夜の寒暖差により、お米はデンプン(糖分)をため込むようになり、甘みの強い、おいしいお米に育つとのことです。
そんな熊本県では
- 森のくまさん
- ヒノヒカリ
- くまさんの輝き
といった品種が栽培されています。
熊本県産「森のくまさん」
「森のくまさん」は熊本県のオリジナル品種です。
2000年に品種登録され、今年で25年目となります。
コシヒカリとヒノヒカリという2つの品種をかけ合わせできた品種となります。
食味ランキングにおいて何度も特Aランクを獲得するほど、その味は高く評価されています。
「森のくまさん」の味わい
強い粘りともちもち感が特徴。うまみは強いものの、あっさりした味わいなので、濃い味付けのおかずとも良く合います。
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熊本県産「ヒノヒカリ」
「ヒノヒカリ」は熊本県に限らず、西日本を中心に広く栽培されているお米です。
熊本県内での作付面積は第一位。
コシヒカリを親に持ち、美味しさのバランスに優れた品種とされています。
「ヒノヒカリ」の味わい
粒がやや小粒。味・香り・粘りのバランスが良く、冷めても美味しいためお弁当やおにぎりにもうってつけ。
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熊本県産「くまさんの輝き」
「くまさんの輝き」は熊本県が15年かけて作り上げた、熊本独自の品種です。
2018年にデビューしたばかりの新品種となります。
高温に強く、猛暑にも耐えられる品種としても期待されています。
「くまさんの輝き」の味わい
うまみとモチモチ食感、甘みが強いのが特徴。炊きあがりのツヤが美しく、輝いている姿から「くまさんの輝き」という名前が付けられました。
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