鹿児島県には「コシヒカリ」、「イクヒカリ」、「あきほなみ」、「ヒノヒカリ」、「なつほのか」といった品種が栽培されています。
温暖な気候が特徴の鹿児島県では、7月中旬からお米の収穫ができるのが特徴。
収穫期は
- 7月中旬~:早期水稲、主に県南部や種子島にて
- 10月上旬~:普通水稲、主に県木地域にて
と2回に分かれています。
鹿児島県産「コシヒカリ」
人気品種「コシヒカリ」のうち、鹿児島県産「コシヒカリ」は7月から収穫が始まる早期水稲。
鹿児島県の南東部や南西部、さらに種子島などで栽培されている品種です。
『日本一早いおいしいコシヒカリ』とも言われています。。
ハリや弾力に優れ、うまみも抜群。炊きあがりのツヤも美しく、香りも豊か。冷めても美味しいのでお弁当やおにぎりにもうってつけです。
鹿児島県産「イクヒカリ」
鹿児島県産「イクヒカリ」は鹿児島県の南東部、大隈地域にて栽培されている品種です。
7月から収穫が始まる早期水稲となります。
「コシヒカリ」を親として品種改良した品種となり、コシヒカリの良さを引き継いでいるのが特徴。
コシヒカリよりも粒が大きく、もっちりした食感が魅力となります。
柔らかくモチモチとした粘りが特徴。冷めても柔らかいため、お弁当・おにぎりにもピッタリ。
鹿児島県産「あきほなみ」
鹿児島県産「あきほなみ」は、鹿児島でとれたお米で初めて食味の最高ランク・特Aを獲得したお米です。
主に県北の北薩や姶良・伊佐などの地域で栽培されています。
「あきほなみ」という名前は『秋にたわわに実った稲穂が波打つ様子』をイメージして付けたとのこと。
こちらは早期水稲ではなく、10月以降に収穫される品種となります。
大粒のしっかり食感ですが、味わいはあっさりめ。もちもち感が強く、冷めても美味しいのが特徴となります。
鹿児島県産「ヒノヒカリ」
鹿児島県産「ヒノヒカリ」は鹿児島県産米の主力品種です。
主に県北地域で栽培されています。
特に、伊佐市で収穫されるヒノヒカリは『伊佐米』とも呼ばれ、特産品として高い人気を誇ります。
四方を山に囲まれた盆地、かつ分水嶺からの豊富な水脈がある伊佐市はお米作りにとって最適!
恵まれた環境で作られる伝統的なお米となっています。
全体的に丸みがあり小粒、しかし厚みがあるので食感が良いのが特徴。粘りや弾力、香り、甘みのバランスがちょうどよいお米です。
鹿児島県産「なつほのか」
鹿児島県産「なつほのか」は2016年に品種登録され、2018年から販売を開始した新しいお米です。
「にこまる」という品種を親に品種改良されたお米で、高温障害を受けにくいという特徴を持ちます。
白濁が少ないので見た目にも美しいお米となります。
やや大粒で食べ応えがある。甘みや粘りがほどよくあり、なめらかな舌触りが魅力です。


