福岡県で栽培されているお米の品種についてまとめています。
九州地方の北部にある福岡県では、近年、温暖化対策として高温に耐性がある品種の開発および普及に力を入れています。
もともと温暖な気候である福岡。
あまりにも暑すぎるここ数年の猛暑の中でも安定して米作りができる状況を実現しています。
さらに、福岡では農薬や化学肥料の使用を減らした「環境保全型農業」を促進しています。
環境に配慮し、長く、安全に農業を続けられる仕組みの実現に力を入れてるのが福岡県の稲作の特徴です。
そんな福岡県では、県独自の品種開発によって生まれた「○○つくし」という名前をもつブランド米が人気です。
福岡県産「元気つくし」
「元気つくし(げんきつくし)」は福岡県が10年もかけて開発した新品種です。
2008年度に開発され、2009年より福岡県内のみで販売されています。
温暖化に強い品種として知られ、高温下でも粒が白濁化しにくく、美しい炊きあがりが特徴です。
「元気つくし」という名前の由来は『夏の暑さにも負けずに元気に育つお米』や『食べる人も元気にする美味しいお米』といったもの。
食味ランキングにおいて最高の特Aランクをたびたび獲得する食味の良さが魅力。粒がしっかりしていて、冷めても美味しいのが特徴です。
福岡県産「夢つくし」
「夢つくし(ゆめつくし)」は福岡県のオリジナル品種として1995年より栽培されているお米です。
「コシヒカリ」と「キヌヒカリ」という人気品種の交配により生まれた品種であり、そのどちらの良さも併せ持ったサラブレットとなります。
福岡県での作付面積第一位の人気品種です。
「コシヒカリ」よりも育てやすいので安定供給が可能というメリットを持ちます。
美しい光沢と粘りが特徴。食味も良く、ふっくら・やわらかとした食感が人気です。
福岡県産「ヒノヒカリ」
「ヒノヒカリ」は九州地方全体で栽培が盛んなお米の品種です。
親品種である「コシヒカリ」のように味わいが良く、美しい炊きあがりが特徴となります。
さらに『日の光に輝くように美しい』とされる炊きあがりの光沢が魅力でしょう。
優しい甘みと上品な味わいが特徴。粒はやや小ぶりですが、しっかりとした食感となります。冷めても美味しいので、お弁当・おにぎりにもオススメです。
福岡県産「実りつくし」
- 特徴: 福岡県が開発した、主に外食・中食(お弁当や惣菜)向けの新しい品種。
- 食味: 大粒でツヤがあり見栄えが良く、冷めても硬くなりにくい粘りがあるため、業務用として高く評価されています。
「実りつくし(みのりつくし)」は、福岡県が外食・中食向けに開発したお米の品種です。
外食とはレストランなど飲食店の食事、中食とはお店で購入するお弁当やお惣菜のこと。
同じく福岡県のブランド米「元気つくし」と全国的に人気の高い「にこまる」という品種を交配し、2019年より栽培が開始されたお米となります。
猛暑のうだるような熱さにも負けない、耐熱性が特徴。
業務用のお米なので市場にはなかなか出回らないレア品種でもあります。
お弁当向けに開発されていることもあり、冷めても硬くならず美味しいのが特徴。粒が大きいため見栄えがよく、食味も優れています。


