三重県の稲作と人気の米銘柄についてまとめています。
西日本屈指の米どころとして知られる三重県。
伊勢平野を中心に県内全域で栽培されている「コシヒカリ」は県内での作付面積のうち70%を占めています。
また西日本における「コシヒカリ」の生産量が第1位であるなど、日本屈指の「コシヒカリ」の産地でもあります。
また、三重県は台風の通り道になることが多いため、台風シーズン到来前の8月末までに収穫を終える早期栽培も盛んな地域。
近年は「結びの神」や「伊勢ひかり」といった独自ブランドの栽培にも力を入れています。
ここからは、そんな三重県で人気のお米銘柄を紹介していきます。
三重県産「コシヒカリ」
三重県産「コシヒカリ」は宮川・櫛田川の清流で育まれたものが有名で、粒立ちがしっかりしているのが特徴です。
そのなかでも内陸部の伊賀地方で育った「伊賀産コシヒカリ」は食味ランキングで何度も特Aランクを獲得する品質の高さで知られています。
四方を山で囲まれた盆地であり、昼夜の寒暖差が大きい伊賀地方。
そんな伊賀地方の「コシヒカリ」は、ミネラル豊富な粘土質の土壌により、甘みと旨みが強い高品質なお米に育つとのことです。
強い粘りと甘みが特徴。冷めても美味しく、噛むほどに旨みが増す。
三重県産「結びの神(三重23号)」
三重県産「結びの神(むすびのかみ)」は三重のオリジナル品種です。
三重県農業研究所が12年の歳月をかけて開発し、2012年に誕生しました。
もともと「三重23号」という品種があり、そのうち『農産物検査1等米格付、玄米タンパク含有量6.8%以下』という品質基準を合格した米のみが「結びの神」として出荷されています。
猛暑に強いため、これからの気候変動に対応できるとして注目の品種。
ベタ付く感じがないため、お寿司などでも使いやすいのが特徴となります。
米粒が大きく、しっかりしているのが特徴。炊きあがりはふっくらと美しく、モチモチした食感が魅力です。
三重県産「伊勢ひかり(イセヒカリ)」
「伊勢ひかり」は伊勢神宮の神田(しんでん)で収穫された特別なお米の1つ。
神田で収獲される『御神田米(おみたまい)』はいずれも特別。
しかし、そのなかでも「伊勢ひかり」がより特別視されるのは、1989年の台風で倒伏しなかった2株から発見されたためです。
神田で栽培され、かつ台風でも倒伏しなかったことから『奇跡の米』は、縁起物・贈答品として高い人気を誇っています。
倒伏しにくく、病気に強い品種ですが、もともとの収穫量が少ないため希少な品種です。
硬質米なので、他の米品種と比べて長めに浸水させるのがオススメです。
甘みはあるものの、後味はさっぱり。粘りは少なめで、しっかりとした歯ごたえがある。

