米研ぎの必要がない「無洗米(むせんまい)」は通常のお米と比べ、少し価格が高い傾向にあります。
無洗米がちょっと高いのはなぜなのか?理由を調べてみました。
また「いや、むしろ無洗米はお得なのでは?」との意見についても掘り下げています。
無洗米は普通のお米より高い?
無洗米は普通のお米(通常精米)より高い価格で販売されていることが多いです。

銘柄により値段の差は変わるものの、同じ銘柄で1kgあたり数十円から1割ほど高い傾向にあります。
価格が1割高くなると、通常精米で5000円のお米が、無洗米では5500円に!

500円の差は大きいと感じますね。
無洗米の価格が高い理由
無洗米が通常精米より価格が高いのは「加工の手間」があることが理由の1つです。
無洗米は、炊飯前に洗わずに済むよう『肌糠を除去する』という加工がなされます。
この無洗米の製法はいくつかありますが、いずれも通常精米と比べて加工の手間があるため、その分費用がかさみます。
追加された費用が販売価格に上乗せされているため、無洗米は通常精米よりややお高めになっている、という理由です。

ただ、無洗米は通常精米に比べて、むしろお得では?という意見もあります。
無洗米は実はお得なのか?
無洗米は、無洗米にする加工の過程で『肌糠が除去』されています。

そのため、無洗米は同じ重さの通常精米と比べてお米そのものの正味量は多くなります。
一般的に、通常精米5kgには150gほどの肌糠が含まれています。
150gはおよそ1合。
つまり、無洗米は通常精米に比べて約1合分多くお米が含まれていることに!

1合分多く含まれると考えれば、まあ確かにちょっと高いのも分かる気がしますが・・・。
さらに無洗米には、無洗米ならではの大きなメリットもあります。
無洗米は水道代が節約できる
研ぎ洗いの必要がない無洗米は、その分の水道代が節約できます。
米研ぎって、何度も水を入れ替えるので、何気に水を使いますよね?
その分の水道代を考えると、ちょっと価格が高くても差し引きでお得なのでは?と思います。
※厳密に計算していないので絶対ではありません。
ただ確かなのは、無洗米は時間が節約できます。
米研ぎの数分間が節約できるので、忙しい方にはうってつけと言えますね。
米研ぎボウルを使っている方は洗い物の手間・水道代もなくなるので、コストパフォーマンス的には悪くないと考えられます。
【まとめ】無洗米は割高か?それともお得か?
- 無洗米は『肌糠の除去』という加工の手間があるため割高傾向に
- 無洗米は通常精米より正味150gほどお米が多い
- 無洗米は米研ぎ・洗いものの水道代を削減できる
ここまで、無洗米は割高か、それともお得か、について掘り下げてまいりました。
調べたことを踏まえたわたし自身の考えは、無洗米は価格は少し高いものの正味量や水道代、家事の負担を考慮すればけして高くはない、となります。

スーパーで価格だけ見て「無洗米って高いな~」と思っていましたが、実はそうでもなかった、という印象です。
今、我が家では無洗米ではない通常精米を使っていますが、これからは無洗米も使ってみたいと思います!
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