春雨のうち「韓国春雨」についてまとめます。
前回の記事では「緑豆春雨と普通春雨の違い」について掘り下げました。
しかし、この日本で流通している春雨は緑豆・普通春雨だけでなく「韓国春雨」という種類もあることを知り、急遽、まとめていきます。
そこで、韓国春雨と緑豆春雨、さらに普通春雨という春雨3種類の違いについてもまとめていきます。
「韓国春雨」とは?
韓国春雨は、主に『サツマイモデンプン(甘藷でんぷん)』が原材料である春雨です。

ほかの春雨と違い、乾燥状態では色がやや黒ずみ、麺が太めであることが分かります。
名前の通り、原産国は韓国。
韓国では「タンミョン」と呼ばれています。
韓国春雨はどんな料理に使われる?
韓国春雨は、韓国の人気料理の1つ・チャプチェの材料として使われる春雨です。

また、辛いソースと和える麻辣タンミョンや、キムチ鍋・キムチスープなどに入れることも。
緑豆春雨や普通春雨と比べると麺が太めなので、パスタやうどんのような感覚で食べられるのもポイントです。
韓国春雨と緑豆春雨、普通春雨の違いについて
ここからは、韓国春雨と緑豆春雨、普通春雨の違いについてまとめていきます。
春雨の『原材料』の違い
春雨の原材料のうち、韓国春雨は『サツマイモなど』、緑豆春雨は『緑豆』、普通春雨は『ジャガイモ・サツマイモなどの芋類』となります。
| 韓国春雨 | サツマイモ(甘藷)など |
| 緑豆春雨 | 緑豆 |
| 普通春雨 | ジャガイモ・サツマイモなどの芋類 |
先ほど説明したとおり、韓国春雨の原材料は『サツマイモ』です。
また、普通春雨は韓国春雨と同じく『ジャガイモ・サツマイモなどの芋類』が原材料となっています。
一方で、唯一、緑豆春雨のみ原材料は『緑豆』と異なります。
この『緑豆』はもやしの種子。
『緑豆』は発芽し、少し成長するともやしとなります。
春雨の『製法』の違い
春雨の製法は大きく『凍結なし』と『凍結あり』の種類に分けられます。
このうち『凍結なし』の製法では韓国春雨と緑豆春雨が、『凍結あり』の製法では普通春雨が作られます。
そんな『凍結なし』の製法は↓のようになります。
- 緑豆からデンプンを抽出する
- 水と混ぜてペースト状に練り上げる
- 熱湯の中へ細い麺状に押し出す
- 茹で上がったら乾燥させる
つづいて『凍結あり』の製法はこちら↓
- 芋類からデンプンを抽出する
- 水と混ぜてペースト状に練り上げる
- 熱湯の中へ細い麺状に押し出す
- 茹で上がったら水に取る
- 冷めたら凍結させる
- 解凍し、乾燥させる
どちらの工程も茹でるまでは同じですが、その後、そのまま乾燥させるか、一度凍結させてから乾燥させるかで分かれます。
凍結させない韓国春雨・緑豆春雨はしっかりした食感となり、凍結させる普通春雨は柔らかめの食感となります。
| 韓国春雨 | 凍結なし |
| 緑豆春雨 | 凍結なし |
| 普通春雨 | 凍結あり |
春雨の『食感』の違い
韓国春雨と緑豆春雨、普通春雨は原材料・製法が少しずつ異なることで、同じ春雨でも食感に違いが出ることがポイントです。
| 韓国春雨 | モチモチ・しっかり |
| 緑豆春雨 | ツルツル・硬め |
| 普通春雨 | モチモチ・柔らかい |
まず韓国春雨は、サツマイモデンプンで作られていることもあり食感はモッチモチ。
私も食べたことがありますが、噛みきれないほどモチモチで柔らかすぎる不思議な食感でした。
緑豆春雨はツルツルとのどごしのよい食感。
プリッとしているため食べやすいのが特長ですね。
また、緑豆春雨は硬くしっかりしているため煮崩れしにくいというメリットも。
最後に、普通春雨はモチモチで柔らかい食感が持ち味。
さらに、柔らかいため火が通りやすく、冷めても硬くなりにくいというメリットがあります。
ただ、柔らかすぎるため長時間煮込むと崩れてしまうというデメリットも。
春雨の『適した料理』の違い
食感や特徴が異なる3つの春雨には、それぞれ適した料理も異なります。
| 韓国春雨 | 炒めもの・麺料理 |
| 緑豆春雨 | スープ・煮込み・鍋 |
| 普通春雨 | サラダ |
モチモチしながらしっかりした韓国春雨は、チャプチェなどの炒めもの。
また、麺が太めなので麺料理の麺の代わりとしても活用できます。
長時間煮ても煮崩れしない緑豆春雨はスープや煮込み料理、鍋などがオススメ。
ヘルシーにかさ増しできる便利アイテムです。
煮崩れしやすく柔らかい普通春雨は、冷めても硬くなりにくいので春雨サラダにするとOK!
モチモチ食感を思う存分味わえます。
春雨の『生産国』の違い
3つの春雨の生産国です。
| 韓国春雨 | 韓国 |
| 緑豆春雨 | 中国 |
| 普通春雨 | 日本 |
韓国春雨は、その名の通り『韓国』で作られた春雨です。
緑豆春雨は『中国』で作られる春雨で、中国春雨とも呼ばれます。
普通春雨は別名・国産春雨、『日本』で作られています。
春雨の『戻し率』の違い
春雨を水やお湯で戻した場合、重量が何倍に増えるかという戻し率です。
| 韓国春雨 | 3~4倍 |
| 緑豆春雨 | 3~4倍 |
| 普通春雨 | 3~4倍 |
韓国春雨、緑豆春雨、普通春雨いずれも戻し率は3~4倍でした。
つまり、乾燥春雨100gを茹でるとどれも300~400gほどに重量が増えます。
ただし、この春雨の戻し率はメーカーや商品によって異なる場合があるので、料理に使用するときはパッケージをよく確認してください。




