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<漂白剤不使用>台ふきんは熱湯で除菌!洗濯機・洗剤での除菌方法とは?

以前の記事で、塩素系漂白剤を使用した台ふきんの除菌についてまとめました。

しかし「塩素系漂白剤は肌が荒れるから使いたくない」という方もいるのではないでしょうか?

そこで、今回は塩素系漂白剤を使用しないで台ふきんを除菌する方法をお伝えします!

しっかり除菌ができて、手肌にも優しい安全な除菌方法をぜひ試してみてください。

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台ふきんは菌の温床?

菌は、

  • 水分
  • 温度
  • 栄養

という3つの条件を満たす環境で繁殖していきます。

そのため、

  1. いつも濡れていて
  2. 室温に置かれ
  3. 食べカスが付着している

という3条件がピッタリ当てはまる台ふきんは菌にとって格好の住みか!

このうち、使用後にこまめに乾燥させることで菌の増殖は防げます

また、塩素系漂白剤では菌とともに付着した栄養まで落とすことができます

塩素系漂白剤のメリットは除菌・漂白効果が強力であること。

しかし、漂白作用が強すぎるあまり台ふきんの色・柄も落としてしまうおそれもあります。

さらに、強すぎる除菌力は人の手肌から必要な栄養も奪ってしまい、手荒れの原因になりかねません。

ボクはあのツンとした匂いが苦手だな。

これらの理由から「塩素系漂白剤を使用したくない」方もいますよね?

そんな時におすすめなのが台ふきんの熱湯除菌です。

台ふきんの熱湯除菌

台ふきんの熱湯除菌は、菌が住めない温度にし除菌する方法です。

台ふきんに付着する菌のほとんどは70℃になると死滅します。

そのため、ただ熱湯に浸けるだけでも十分に除菌効果が期待できるのです。

台ふきんを熱湯除菌するメリットは、

  • 時短
  • 安心
  • 低コスト

の2つ!

<時短>一瞬で除菌

菌は熱湯に浸けた瞬間に死滅します。

そのため、塩素系漂白剤などのように数十分かけて浸け置きする必要はありません。

熱湯を用意すればすぐに除菌できる時短さは嬉しいポイントですね。

<安心>薬品を使わない

熱湯除菌に必要なものは熱湯のみ!

つまり水で除菌できるので安心です。

塩素系漂白剤は素手で触ると手が荒れやすく、目に入ったら失明の危険もある物質。

除菌効果は抜群ですが、子どもやペットがいると使いづらいものです。

また、ツンとした塩素系漂白剤特有の匂いが苦手・・・、と言う人も少なくないでしょう。

何か食べてるときには使いづらいよね。

その分、熱湯除菌なら水を沸かすだけなので薬品の危険や匂いの心配はありません。

<低コスト>家にあるものだけですぐできる

<安心>の項でもお伝えしましたが、熱湯除菌に必要なものは水を沸かした熱湯のみ。

塩素系漂白剤を買ってくる必要はありません。

また、やかんや鍋など家にある調理器具のみでできるので、新たに何かを購入する手間もいりませんね。

「思い立ったらすぐにできる」というのも熱湯除菌の良さでしょう。

台ふきんの熱湯除菌は3種類

熱湯除菌と一口に言ってもさまざま。

除菌・洗浄の徹底度合いにもよりますが、調理器具ごとに分けると、

  • やかん
  • 電子レンジ

の3種類の方法があります。

<やかん>手っ取り早く除菌したい人向け

やかんで沸かした熱湯を台ふきんにかけ、除菌する方法です。

やかん 沸騰したお湯
Pixabay

一番簡単ですぐにできる方法ではないでしょうか。

用意するものは、

  • やかん
  • 大きめの耐熱容器(鍋など)

の2つ。

やり方は、耐熱容器に台ふきんを入れ、その上から熱湯をまんべんなくかけるのみ!

全体に熱が伝わるように、台ふきんは広げておきましょう。

温度70℃で菌は死滅するので、この方法だけでも十分除菌できます。

<電子レンジ>手間なし&効果も抜群

濡らした台ふきんを電子レンジで温める方法です。

方法は簡単!

  1. 台ふきんを洗う
  2. 軽く水を絞る
  3. 電子レンジの中で広げて置く
  4. 500~600Wで2分ほど温める
  5. 取り出す(アツアツなので注意)

電子レンジでは、台ふきんが短時間で高温に熱せられるので手間なし&時短で除菌できます。

2分ほど温めればムラなく熱せられるので効果も抜群です。

さらに、電子レンジでの除菌は台ふきんの水分も飛び、乾きが早くなります。

水分が残っているとせっかく除菌してもまた菌が繁殖してしまうので、乾きが早いのは除菌対策に好都合!

また、蒸発した水分が電子レンジ内の汚れも浮かせるので、同時に電子レンジの掃除をやるとGood。

一石二鳥の簡単除菌方法です。

ただし、台ふきんの汚れがひどい場合は電子レンジ内に汚れの匂いが吸着してしまう場合があります。

そのため、汚れがひどい場合は食器用洗剤などでよくもみ洗いし、水で洗剤を洗い落としてから行いましょう。

<鍋>しっかり除菌・洗浄におすすめ

煮沸消毒・煮洗いと呼ばれる方法です。

鍋 熱湯 ゆでる
Pixabay

方法は、ただ鍋に水を入れ沸かした中に台ふきんを入れるだけ!

煮込み時間は1~3分ほどでOKです。

煮洗いには水では落ちにくい油汚れに効き、汚れ落としにもおすすめ!

熱湯に「重曹・粉石けん」をプラス

より効果を得たいなら、

  • 重曹
  • 粉石けん(アルカリ性)

を入れて煮込むとより効果的です。

アルカリ性の重曹は、酸性の油汚れと混ざると中和・分解し掃除に効果的!粉石けんがアルカリ性のものが良いのも同じ理由です。

分量は、水1Lに対し、

  • 重曹:大さじ1
  • 粉石けん:小さじ1~2

重曹・粉石けんは、お湯の沸騰後に投入しましょう。

あとは熱湯のみでの煮洗いと同じです。

除菌後は桶などの容器に入れた水の中でよくもみ洗いし重曹・石けんかすを洗い落とします。

残った重曹・石けんかすは菌の栄養になり菌繁殖の原因に!しっかり洗い落としましょう。

終わった後はよく乾燥させます。

煮洗いの注意点

煮洗いは除菌・洗浄どちらにも効果バツグンですが、素材によっては台ふきん・鍋を傷める原因になってしまいます。

煮洗いNGの台ふきん

台ふきんの素材として、

  • ポリエステルなど化学繊維
  • シルク
  • ウール

などは生地へのダメージが大きすぎるので煮洗いに適しません。

煮洗いできる生地の素材は、

  • 綿

となります。

丈夫な布製品のみできる方法なので注意しましょう。

煮洗いNGの鍋

アルミ製の鍋を使用すると、重曹・粉石けんのアルカリ性により変色・腐食してしまう可能性が。

変色を防ぐためには、

  • ステンレス
  • ホーロー

の鍋を使用しましょう。

<熱湯除菌の他にも>台ふきんの除菌方法

台ふきんをしっかり洗うなら熱湯除菌がおすすめ!

しかし、毎日となると面倒ですよね・・・。

そんな少しめんどくさがりな主婦におすすめな毎日できる台ふきん除菌方法を2つご紹介します。

洗濯機で洗う

まずは洗濯機洗いです。

洗濯機 コインランドリー
ドラム式洗濯機
Pixabay

「これだったらできる!」と言う人もいれば、

「これはちょっと・・・」と思う方もいるかもしれません。

実際わたしは、台ふきんと衣類をいっしょに洗うのは抵抗があるのでちょっと・・・、という感じです。

方法は、洗濯物といっしょに洗濯機で洗うだけとシンプル。

最近では除菌効果が高いうえに色落ちしにくい洗剤も多く、色・柄を残したい方におすすめの方法です。

ただし、台ふきんの洗濯機洗いには注意点がいくつかあります。

台ふきんの菌・汚れが衣類に付着

一番心配なのが、台ふきんの菌や汚れがいっしょに洗う衣類に付いてしまうこと!

台ふきんが除菌できても、身に付ける服が菌だらけになってしまったら・・・。

また、油汚れがお気に入りの服に付いてしまったら・・・。

そう考えるとちょっと抵抗がありますね。

柔軟剤の使用はNG

柔軟剤は布の表面をコーティングし、衣類をふわふわいい香りにするもの。

そのコーティングより布の吸水性が悪くなるという特徴があります。

しっかり水を吸わせ拭き取るための台ふきんの吸水性が悪くなるのは困りますね。

食器用洗剤で洗う

次は食器用洗剤で洗う方法です。

食器用洗剤にもいろいろありますが、この場合は除菌ができるタイプを選びましょう。


P&G JOY W除菌 190ml 本体

↑はわたしも使っている洗剤です。

方法は簡単。

  1. 台ふきんを濡らす
  2. 食器用洗剤を大さじ1ほどかける
  3. 全体に行き渡らせるようにもみ洗いする
  4. 20~30分ほど置く
  5. 流水で洗い流す
  6. よく乾燥させる

食器洗いの延長でいっしょに洗える手軽さから、わたし自身もよく行っている方法です。

食器用洗剤は油汚れにも強いので、台ふきんの栄養を落とすという観点からも効果的!

洗った後の匂いもさわやかなところもおすすめポイントです。

台ふきんに菌を繁殖させないコツ

ここまで台ふきんの除菌方法についてお伝えしました。

しかし、台ふきんを清潔に使うには、そもそも菌を繁殖させなければ良いのです!

そこで最後に、台ふきんの菌を繁殖させないコツをご紹介します。

こまめに乾燥させる

菌にとって一番の敵は乾燥。

つまり、乾燥させた台ふきんは菌が生きられず、繁殖しにくくなります。

よって台ふきんは使うたびによく洗い、広げて干すだけで菌対策として有効です。

台ふきん 天日干し
Pixabay

特におすすめなのは天日干し

紫外線には天然の除菌効果があるので、日の光に当てるだけで菌を除去できます。

天日干しだと乾燥スピードも上がるので、菌の繁殖をより抑えられるのも嬉しいポイントですね。

また、除菌後には必ず乾燥させることも大切です。

水分があるとそこから菌が繁殖してしまいせっかくの除菌が台無しに。

除菌→乾燥は1セットとして行うことが菌の繁殖を防ぐセオリーです。

こまめに除菌

当然ですが、いくら除菌をしても台ふきんは使ったそばから菌の繁殖が進みます。

そのため菌の繁殖を抑えるには、こまめに除菌することもとても重要です。

除菌の頻度は、最低でも週に1回が目安!

できることなら毎日除菌したいですね。

まとめ

  • 台ふきんは塩素系漂白剤を使わなくても熱湯で除菌できる。
  • 熱湯除菌はやかん・電子レンジ・鍋という3種類の調理器具により行う。
  • 特に鍋を使った煮洗いは、重曹・粉石けんを入れることで油汚れ落としにも効果が期待できる。
  • 熱湯除菌の他にも、洗濯機や食器用洗剤で除菌する方法がある。

台ふきんの除菌方法といってもさまざまでした。

熱湯なら効果バツグンで環境にも手肌にも優しくおすすめ!

しかし、台ふきんの素材によっては適さないものがあるので注意が必要と分かりました。

兎にも角にも、台ふきんは乾燥させることが重要。

これからは台ふきんのこまめな乾燥・除菌を心がけ、清潔な食卓を守りましょう!

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