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【めんつゆ】手作りするメリットとは?簡単レシピ2通りを大公開!

夏に美味しいそうめん・ざるうどんに欠かせないのがめんつゆ。

つい使いすぎて切らしてしまった・・・、と言うときでも安心。

めんつゆはとても簡単に作れます!

今回は、簡単に作れるめんつゆレシピを2通りご紹介します。

手作りめんつゆのメリット・デメリットについてもまとめてみました。

この夏はめんつゆも手作りしてみませんか?

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手作りめんつゆのメリット

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手作りめんつゆのメリット
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めんつゆの手作りには

  • 自分の好みの味に調節できる
  • 添加物を使わないから安心

という2のメリットがあります。

自分の好みの味に調節できる

手作りめんつゆのメリットその1は「自分の好みの味に調節できる」ことです。

市販のめんつゆは出汁や醤油などの調味料にこだわっているので旨みが強く、ほとんどの人が食べて「おいしい!」と感じられる味です。

しかし、中には

市販のめんつゆはちょっと甘すぎるんだよね・・・。

という方もいるのではないでしょうか?

そんな「めんつゆの味が苦手・・・」という方に自分で味を決められる手作りめんつゆはオススメです。

また、

  • 病気で塩分制限中
  • ダイエット中だから糖質を控えたい

という方にもオススメします。

自ら栄養価をコントロールできる、というのは手作りの強みですね。

添加物を使わないから安心

手作りめんつゆのメリットその2は「添加物を使わないから安心」です。

めんつゆは出汁と調味料(醤油・砂糖・みりん・酒など)を合わせた調味料です。

一見シンプルなようですが、市販のめんつゆには少し気になる添加物が含まれています。

めんつゆの人気製品・ヤマサ昆布つゆの原材料名を確認してみます。

しょうゆ、果糖ぶどう糖液糖、砂糖、食塩、昆布エキス、かつお節エキス、昆布、しいたけエキス、酵母エキス、昆布魚介エキス、魚介たんぱく加水分解物、煮干エキス、そうだ節(粗砕)、みりん、発酵調味料/調味料(アミノ酸等)、アルコール、酸味料、(一部に小麦・さば・大豆を含む)

ヤマサ昆布つゆ―ヤマサ醤油株式会社

この中で気になるのは「果糖ぶどう糖液糖」「発酵調味料/調味料(アミノ酸等)」「酸味料」というもの。

以上3つについて、簡単にまとめていきます。

果糖ぶどう糖液糖

果糖ぶどう糖液糖は、果糖とぶどう糖を主成分とする糖のことです。

トウモロコシから作られるコーンシロップに酵素・アルカリを加え異性化することで作られるので異性化糖とも呼ばれます。

異性化とは

ある分子が原子の組成は全くそのままに、原子の配列が変化して別の分子に変換することである。
(異性化ーWikipediaより)

トウモロコシなど穀物にはデンプン(炭水化物・糖分)が多く含まれます。

デンプンはぶどう糖の複合体なので、デンプンを普通に分解したらぶどう糖になります。

しかし、デンプンを酵素・アルカリによって分解すると、ぶどう糖より甘味の強い果糖が得られます。

この工程が異性化で、異性化により得られるのが異性化糖と言うことですね。

その特性は

  • 低温下で甘味が増し、使いやすい
  • 砂糖よりも安価

というもの。

一般消費者向けではなく、食品加工などのメーカー向けに扱われることが多い甘味料です。

果糖ぶどう糖液糖には「肥満のリスクを上げる」というウワサがありますが科学的根拠はありません。

また果糖そのものが「中性脂肪の合成をサポートする」というリスクも指摘されますが、果糖が含まれる食品は果糖ぶどう糖液糖に限りません。

果糖というくらいなのでフルーツに多く含まれ、特にはちみつは豊富に含む食品として有名です。

よって「果糖ぶどう糖液糖が体に悪い」という根拠はないようです。

ただし、果糖ぶどう糖液糖が気になるのは使用するトウモロコシが遺伝子組み換え食材である可能性が高いため。

日本で流通されている遺伝子組み換え食材は「問題のないもののみが栽培や流通させることができる仕組み」です。

しかし、それでも心配になってしまいますよね?

健康に問題はない、と言われても少し心配というのが果糖ぶどう糖液糖の気になる点でした。

発酵調味料/調味料(アミノ酸等)

発酵調味料とは米麹などを発酵させたアルコールを含む調味料のことです。

成分は「本みりん」とほぼ同じ。

しかし、安く販売するために塩をプラスしています。

お酒として飲めないので、酒税法の酒類に含まれず「本みりん」よりも安価で購入できます。

つまり、発酵調味料にはそこまで問題はなさそうですね。

一方、調味料(アミノ酸等)は少し不安な面があります。

調味料(アミノ酸等)は、うま味調味料を指す言葉。

これには、アミノ酸系のうま味成分である

  • グルタミン酸ナトリウム(昆布)
  • イノシン酸ナトリウム(かつお節)
  • グアニル酸ナトリウム(干し椎茸)

などが含まれます。

このうま味調味料とは、つまり化学調味料のことです。

また「調味料(アミノ酸等)」という言葉は、アミノ酸と他の種類の調味料を2種類以上使用したときに表示されるもの。

つまり「調味料(アミノ酸等)」が書かれた食品には化学調味料が2種類以上入っているということになります。

と言われると、何だか心配になってしまいますよね?

けれども、使用されている化学調味料は基本的に安全性が保証されています。

上記の主に使われるうま味調味料3種は、日本の食品衛生法だけでなく国連やアメリカの機関からも安全性のお墨付きがあります。

よって普通に食べている分には問題はなく、乳幼児にも安全とされています。

気にしすぎる必要はありませんが、それでも気になるという場合には手作りめんつゆがオススメです。

酸味料

酸味料は食品に酸味を加えたり、酸味を調整したりするための食品添加物です。

主な酸味料には

  • クエン酸
  • L-酒石酸
  • 乳酸

などがあります。

上記3つは植物や乳酸菌由来なので、危険な成分ではありません。

しかし、中には原料を化学合成して作られたものもあるので少し心配になってしまうのも事実。

また、ただ「酸味料」としか書かれていないので、詳しくどの成分がどれだけ含まれているのかは不明です。

そこが不安を掻き立てますよね。

それでも、危険性があれば基本的には販売できないので、摂り過ぎなければ心配することもないでしょう。

手作りめんつゆのデメリット

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手作りめんつゆのデメリット
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めんつゆの手作りにはメリットもありますが、当然デメリットもあります。

作るのが面倒・・・

手作りめんつゆのデメリット1つ目は「作るのが面倒」です。

めんつゆを作るのは別に難しいことではありません。(以下ではレシピを紹介します)

けれども、スーパーにめんつゆが売られ、わたしたち消費者が買ってしまうのは「作るのが面倒」だから、その一点に尽きるでしょう。

めんつゆを作るには、まず出汁や醤油、砂糖などの調味料が必要。

しかし、買ってしまえばわざわざ調味料を買いそろえる必要はありません。

また、調理器具を使ったり、洗ったりなど余計な手間もかかります。

その手間暇を考えれば、わざわざめんつゆを手作りするよりも購入した方が楽でしょう。

「無添加のめんつゆが良いけれど、作るのが面倒・・・」なら既製品の無添加めんつゆもおすすめです。

「めんつゆ 無添加」をAmazon.co.jpでチェック

別にお得ではない

手作りのメリットは「既製品よりも安上がり!」という理由もあるかと思います。

しかし、めんつゆの場合は市販されている既製品と手作りではほぼコストが変わりません。

むしろ、調味料をすべてそろえる手間があるので手作りの方がコストアップする可能性もあります。

めんつゆの値段はピンキリですが、よほど高いものではない限り「断然お得!」とはならないのです。

保存には向かない

手作りめんつゆには「保存に向かない」というデメリットもあります。

そもそも、めんつゆは市販のものであっても開封後は日持ちしません

使用期限の目安は

  • ストレートタイプ:開封から~3日
  • 3倍濃縮タイプ:開封から~3週間

と短めです。

これは、しっかり滅菌された市販のものの期限。

家庭で作られためんつゆなら、もっと早くに消費しなければなりません。

よって、手作りでは一度に大量に作るのには向かず使い切りでの使用がオススメです。

一度で使い切れなかった場合はできるだけ3日以内に使い切りましょう。

簡単!めんつゆレシピ

ここからは、お待ちかね簡単めんつゆレシピを2種類ご紹介します。

「とにかく簡単&すぐに作りたい方向け」めんつゆレシピ

ほんだし 化学調味料
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料理時間およそ1分という超簡単なめんつゆレシピです。

まず材料は

醤油大さじ2
みりん大さじ2
3/4カップ
ほんだし(R)小さじ1/2
※つけつゆ・2人分

お気づきの方もいるでしょうが、このレシピには「ほんだし(R)」を使用します。

手作りめんつゆのメリットで「無添加のめんつゆが作れる!」と言っておきながら、化学調味料を使ったレシピを掲載するというジレンマ・・・。

しかし、この方法はめんつゆをうっかり切らしてしまったときでもすぐに作れるので損はないです。

作り方は材料をすべて鍋に入れ、火にかけてひと煮立ちさせるだけ。

そのままでも美味しいですが、冷まして使えば夏でも美味しい手作りめんつゆの完成です。

※参考 味の素パーク

「1から本格的に仕上げたい方向け」めんつゆレシピ

昆布とかつおの合わせ出汁
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出汁を取った本格的なめんつゆのレシピです。

材料は

醤油大さじ6
みりん大さじ6
2・1/4カップ(450ml)
昆布3~5cm
かつお節12~15gほど
※つけつゆ・5~6人分

出汁は、市販のめんつゆでも主流の昆布とかつおの合わせ出汁にします。

作り方では、まず昆布出汁を取るところから始めます。

  1. 鍋に水と昆布を入れ30分ほど放置する
  2. 鍋を火にかけ、弱めの中火で昆布を煮出す
  3. 少しグツグツしたら昆布を取り出す

昆布を取り出したら、残りの材料を鍋に投入し5分ほど煮立たせます。

火を止めたら、粗熱を取るためそのまま放置します。

粗熱が取れたら、ザルなどでこしながら容器に注ぎ完成です。

昆布の放置時間、粗熱を取る時間を含めると1時間ほどの工程になります。

少し面倒ですが、無添加で自然な味を楽しみたいなら作る価値のある一品でしょう。

手作りめんつゆのまとめ

2種類の手作りめんつゆレシピをご紹介しましたが、

「オリジナルのめんつゆが作りたい!」という方向けに基礎的な分量などをまとめてみます。

材料の比率

醤油とみりんと水の割合は

醤油:みりん:水=1:1:5

になります。

1人前のつけつゆの量

1人前のつけつゆは105mlになります。

少し半端なのは、比率の計算上、7で割り切れる105という数字が適しているからです。

(めんつゆを7で分けたとき、醤油に1、みりんに1、水に5を割り当てるためです)

よって、1人前のめんつゆなら醤油+みりん+水=105mlになるようにし、その比率は

  • 醤油:大さじ1(15ml)
  • みりん:大さじ1(15ml)
  • 水:75ml

となります。

人数ごとの分量まとめ

最後に、人数ごとの分量を表にしておきます。

手作りめんつゆの参考にしてください。

人数醤油・みりん
1人前大さじ1・15ml75ml
2人前大さじ2・30ml150ml
3人前大さじ3・45ml225ml
4人前大さじ4・60ml300ml
5人前大さじ5・75ml375ml
6人前大さじ6・90ml450ml

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