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きのこは冷凍保存がオススメ!冷凍のメリット&注意点、きのこ種類別・冷凍のコツとは?

秋の味覚「きのこ(茸)」を長持ちさせる冷凍保存についてまとめました。

きのこを冷凍するメリットとは?また、冷凍きのこの注意点もまとめています。

さらに、きのこの冷凍保存方法を画像付きで詳しく説明、種類ごとのコツも合わせてご紹介しています。

案外、きのこは日持ちしません!悪くなる前にちゃんと冷凍保存をしてしまいましょう。

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きのこを冷凍保存するメリット

きのこを冷凍保存するメリットは3つあります。

きのこ いろいろ 種類 日本きのこ
写真素材ダウンロードサイト【写真AC】

長期保存ができる

まず1つ目は、冷凍保存によりきのこを長期間保存できることです。

きのこは意外と日持ちが悪い野菜です。

特に夏場は、冷蔵庫で保存していても2~3日で腐り始めることが!

長持ちさせるためにオススメなのが「冷凍保存」。

他の食材と同様に、きのこを冷凍保存をすることで、冷蔵よりも長い期間、新鮮な状態で保存することができます。

花緒
花緒

物価高で何もかもが高い今、きのこも値上がりしていますよね。なので、安売りしているときにまとめ買いし、買ってきてすぐに冷凍してしまうのがオススメです!

栄養を損なわない&摂りやすい

2つ目は、きのこの栄養を損なわない、さらに摂りやすくすることです。

品質が劣化した食材は、新鮮なものと比べて栄養価も落ちてしまいます。

そのように劣化すると栄養が損なわれるのはきのこも同じ。

しかし、冷凍することで新鮮な状態のままをキープできるので、栄養価が保たれます。

特に失われやすいビタミン・ミネラルがしっかり残りやすいのがポイント!

さらに、一度冷凍したきのこの細胞壁は加熱すると壊れやすくなっています。

それにより細胞壁の中にある栄養素も余すことなく摂れるので、摂取効率もアップ!

また、細胞壁の中にある酵素も働きやすくなるため、冷蔵保存していたきのこよりも旨みが感じられやすくなる、というメリットもあります。

栄養も摂れて、旨みもアップするなんて、冷凍するメリットは思いのほか大きいね。

使い勝手が良い

最後の3つ目は使い勝手が良いことです。

冷凍したきのこは、基本、凍ったまま料理に使えます。

(後述しますが)冷凍きのこは下処理をしてから保存するので、冷凍庫から出してすぐに使えます。

花緒
花緒

わたしも冷凍きのこをよく料理に使いますが、切る手間がなく、包丁もまな板も汚れないのでとても便利です。

また、解凍してから使うことも可能ですが、水っぽくなってしまうのでオススメはしません。

ここまで、きのこを冷凍保存するメリットをご紹介しましたが、たしかにメリットが大きいですね!

しかし、きのこを冷凍するときにはいくつかの注意点があります↓。

きのこの冷凍保存の注意点

きのこを冷凍保存するときの注意点は4つあります。

処理済みきのこ きのこ
写真素材ダウンロードサイト【写真AC】

密閉でき取り出しやすい袋・容器に

きのこを冷凍するための袋・容器は密閉でき、かつ取り出しやすいものにします。

できるだけきのこが空気に触れないよう、密閉できるチャック付き袋や保存容器を選びます。

また、少しずつでも使いやすいよう、取り出しやすい袋・容器を選ぶのもコツです。

できるだけ急速冷凍

きのこを冷凍するときは、できるだけ速やかに冷凍させるようにします。

冷凍スピードを速めるには

  • 急速冷凍室を使う
  • できるだけ平らに伸ばす
  • 保冷剤などで側面を挟む

などのコツがあります。

きのこに限らず、食材の冷凍全般に使える技なので、ぜひ参考にしてみてください。

解凍したらすぐ使う

冷凍させたきのこは解凍させたらすぐに使います。

また、再冷凍は基本的にNGです。

冷凍したままでも使えるのが冷凍きのこのメリット。

しかし、解凍させる場合は冷蔵庫のチルド室などでじっくり時間をかけると水が出にくくキレイに解凍できます。

下処理はサボらない

きのこを冷凍させるときは下処理が肝心です。

きのこを売られたままの姿で冷凍するのはオススメしません。

下処理をすることで品質良く、また料理にも使いやすく冷凍できます。

そんな冷凍きのこの下処理を↓でまとめています。

【種類別】きのこの冷凍保存方法

きのこの冷凍保存方法をきのこの種類別にまとめます。

まずは、きのこ全てに共通の冷凍保存方法です。

参考にするきのこは「ぶなしめじ」。

ぶなしめじ シメジ
花緒撮影

まず、ぶなしめじの石づきを包丁で切り落とします。

シメジの石づきを切り落とす
花緒撮影

『石づき』とは、きのこが生えていたときに木や地面に付いていた部分のこと。

硬い上に、あまりキレイではないので取り除きます。

石づきを取り除いたしめじは小房に分けます。

小房に分けたシメジ
花緒撮影

小房に分けることで使いやすく、また素早く冷凍することができます。

小房に分けたしめじを保存袋に入れます。

袋に入れ始めたしめじ
花緒撮影

わたしはチャック付き保存袋を使いました。

一般的なサイズ(20×20cmほど)の保存袋ではしめじ2株を一度に保存できます。

しめじを袋に入れたら、空気を抜き、チャックを閉じて完成です。

チャック付き袋に入れたしめじ 冷凍庫へ
花緒撮影

チャックを8割ほど閉じてから、ギュウと押し出すように空気を抜くのがコツです。

ミチミチに空気が抜けたら冷凍庫へ入れ、冷凍スタート。

冷凍庫での保存は1か月を目安にしましょう。

種類ごとのきのこ冷凍のコツ

きのこを冷凍するときのコツは

  1. 石づきを取る
  2. 小房に分ける
  3. 空気を抜く

の3つをおさえればOK。

この3つのポイントを踏まえつつ、種類ごとのコツをまとめてみます。

椎茸

椎茸は切り方によって石づきの処理が変わります。

椎茸を『まるごと』保存する場合は、根元のギリギリまで石づきを切り取り、保存袋へ入れます。

冷凍してもそこまで硬くはないので、解凍しなくてもカットできるのが椎茸の特徴。

また、椎茸を『薄切り』にして保存する場合は、硬い下の部分のみ取り除くだけでOKです。

使いやすいようにカットするのがオススメですが、空気に触れる面積が少ない分、まるごと冷凍した方が劣化スピードは遅くなります。

えのき茸

えのき茸は石づきを取り、長さを半分に切ると使いやすいです。

根元近くはしっかりバラバラにほぐしてから袋へ入れると、冷凍したままでも取り出しやすいです。

解凍はオススメしません。

使用する場合は、解凍せず凍ったままで汁物・鍋料理などに活用しましょう。

舞茸

舞茸は石づきがない状態で売られていることが多いので、バラバラにほぐしてから保存袋へ入れるだけでOKです。

手で簡単に裂けるので、冷凍の手間も少なめです。

マッシュルーム

マッシュルームは石づきを多めに切り落とします。

切り方は『まるごと』でも、『半切り』でも、『薄切り(スライス)』でも好きなものでOK。

また、軸が変色していた場合は、変色部分を取り除いてから袋に入れましょう。

なめこ

なめこは袋入りの場合は袋のまま冷凍してOKです。

買ってきたけどすぐには使わないな~、という場合はサッと冷凍してしまうのがオススメです。

また、株つきのなめこの場合は、一度塩茹でし、しっかり冷ましてから保存袋へ入れます。

いずれにしても解凍せずに味噌汁の具材にできるので手間がありません。

花緒
花緒

ここまで「きのこの冷凍方法」についてまとめました。実際冷凍してみると、とっても使い勝手が良い冷凍きのこ。時間が余ったときにまとめて冷凍し、料理の時短に繋げましょう!

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