記事内にプロモーションが含まれています。

レモンはビタミンCが豊富なの?他の野菜・果物と比較してみると・・・

『ビタミンCが豊富』というイメージが強い「レモン(檸檬)」。

しかし、この「レモン=ビタミンCが豊富」というイメージは本当なのでしょうか?

気になったので、他の野菜・果物とのビタミンC量を比較してみました!

また、ビタミンCは上手に摂ることが難しい栄養素でもあります。

そんなビタミンCの摂取にまつわるデメリットと注意点をまとめてみました。

ビタミンCについて

水溶性ビタミンの一種。

  • 白血球をサポート→免疫力アップ
  • ストレスへの抵抗力アップ
  • コラーゲンの生成をサポート
  • 抗酸化作用
  • 鉄分の吸収をサポート

といった働きを持つ。

詳しくは「レモン1個分のビタミンC」のページでご紹介しています。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

レモンに含まれるビタミンC

レモンには100gあたり100mgのビタミンCが含まれます。

ビタミンC レモン
Andy M.によるPixabayからの画像

しかし、この『100gあたり100mgのビタミンC』はレモン全体(全果)の数値。

花緒
花緒

全果は皮・実・果汁すべてを合わせた数値となります。

よく販売されているレモン果汁のみでは100gあたり50mgとなります。

そう言われても、多いのか少ないのか分かりませんね。

ということで、ここからはレモンと他の野菜・果物のビタミンC量を比較していきます。

レモンと他の野菜・果物のビタミンC量を比較

レモンと他の野菜・果物のビタミンC量の比較を表でまとめていきます。

レモンと野菜のビタミンC量比較

レモンと比較する野菜は

  • ブロッコリー
  • ピーマン
  • 大根
  • にんじん
  • じゃがいも
  • 玉ねぎ

の6つをピックアップしてみました。

野菜の種類100gあたりのビタミンC含有量
レモン全果 100mg
果汁 50mg
ブロッコリー(花序)140mg
ピーマン(青ピーマン)76mg
大根(根)7mg
にんじん(根)6mg
じゃがいも28mg
玉ねぎ7mg
レモンと他の野菜のビタミンC量

一般的によく使われる野菜をピックアップしましたが、ブロッコリーのビタミンC量が断トツで多いという結果となりました。

レモンはこの表では2番目(全果)、次いでピーマンという結果に。

そして、意外だったのがじゃがいも。

大根・にんじん・玉ねぎよりもビタミンC量が豊富と分かりました。

レモンと果物のビタミンC量比較

レモンと比較する果物は

  • みかん
  • オレンジ
  • いちご
  • りんご
  • キウイフルーツ

の5つです。身近なフルーツを選んでみました。

果物の種類100gあたりのビタミンC含有量
レモン全果 100mg
果汁 50mg
みかん(うんしゅうみかん)32~35mg
オレンジ(ネーブル)60mg
いちご62mg
りんご皮付き 6mg
皮なし 4mg
キウイフルーツ黄色 140mg
緑色 69mg
レモンと果物のビタミンC量比較

表によると、一番ビタミンCを豊富に含むのは黄色のキウイフルーツと分かりました。

黄色と緑色でキウイフルーツのビタミンC量が大きく異なることが一番ビックリですね。

また、それ以外の果物はいずれもレモンのビタミンC量を下回る結果となりました。

みかんやオレンジよりもいちごのビタミンCが多い、という事実は意外でしたね。

<まとめ>他の野菜・果物と比較したレモンのビタミンC

レモンに含まれるビタミンCは他の野菜・果物と比べて断トツで多いわけではないものの、比較的豊富でした。

レモン=ビタミンCが豊富、と言っても間違いではないですね。

ビタミンCのデメリット&注意点

ビタミンCは健康のために欠かせない栄養素の1つ。

レモン ビタミンC 注意点
Pixabay

しかし、ビタミンCは体内で生成することができないというデメリットがあります。

よって、ビタミンCは食品から摂取する必要があります。

そんなビタミンCの摂取にまつわるデメリット・注意点をまとめてきます。

ビタミンCのデメリット① 水に溶けやすい

ビタミンCには水に溶けやすいというデメリットがあります。

花緒
花緒

「水溶性」ビタミンなので、当然と言えば当然なのですが・・・。

よって、ビタミンCを効率的に摂取するなら

  • 水で洗いすぎない
  • 水に浸さない
  • 茹でない

という注意点を守るのがポイントです。

ビタミンCのデメリット② 加熱に弱い

ビタミンCには加熱に弱いというデメリットがあります。

加熱するとビタミンCが壊れ、その働きが失われてしまいます。

ビタミンCを効率的に摂取するなら加熱料理は避けるべきといえますね。

といっても、すべての料理を加熱せずに食べるのは至難の業。

ビタミンCを効率的に摂るなら野菜を生食できるサラダや、そのまま食べられる果物などを意識的に選ぶことが重要ですね。

ビタミンCのデメリット③ アルカリ性に弱い

ビタミンCはアルカリ性に弱いというデメリットを持ちます。

食品におけるアルカリ性とは、

  • ナトリウム
  • カリウム
  • カルシウム
  • マグネシウム

といったミネラルを指します。

つまり↑のミネラルを多く含む食品はアルカリ性食品に分類され、ビタミンCとの相性はあまりよくありません。

主なアルカリ性食品
  • 野菜
  • 果物
  • 海藻
  • きのこ類
  • 大豆製品
  • 梅干し

健康に良いとされる食品ばっかりだね・・・。

ちなみに、酸性食品は

  • 肉類(牛・豚・鶏など)
  • 魚類
  • 砂糖
  • 穀物類

などが挙げられます。

ビタミンCのデメリット④ 排せつされやすい

ビタミンCには排せつされやすいというデメリットがあります。

摂取しても3時間足らずで尿として排出されてしまうのです。

そのため、ビタミンCは食事ごとにしっかり摂取し続けることが大切です。

毎食摂るのはけっこう難しそうですね・・・。

<まとめ>レモンからビタミンCを摂るには?

レモンからビタミンCを効率的に摂りたいならそのまま食べるのが一番!

しかし、レモンをそのまま丸かじりするのは相当キツいと思われます。

よって、無理なくレモンのビタミンCを効率的に取り入れるなら

  • 生のまま
  • 肉類・魚類などと一緒に

摂取することがオススメです。

身近なものでは『唐揚げにレモンを搾る』という食べ方が思いつきますね。

反対に、レモンドレッシングとして生野菜にかけて食べるサラダはあまり良くないと分かりました。

こちらは意外な結果でしたね。


ここまで、レモンのビタミンC含有量と他の野菜・果物との比較、ビタミンCの摂取にまつわる注意点などをまとめました。

レモンに含まれるビタミンCは本当に豊富だと分かりました。

ビタミンCの摂取には注意点が多いのがデメリット。

どちらかと言えばビタミンCを摂取しやすいレモンからビタミンCを効率的に取り入れていきましょう。

タイトルとURLをコピーしました