沖縄県内で約5万世帯が利用している「コープおきなわ」についてまとめました。
沖縄エリア唯一の生協(CO-OP)である「コープおきなわ」は何が便利なのか?
宅配サービスのシステムや配送手数料など気になることをまとめました。
「コープおきなわ」とは
「コープおきなわ」は、沖縄県にある日本生活協同組合連合会、つまり生協です。
1976年2月に前身である沖縄南部生活協同組合が設立され、以来50年近くに亘り活動を続けています。
そもそも『生協(CO-OP)』とは?
『生協(CO-OP)』は生活協同組合の略。
生協は『みんなでお金を出し合う(出資)』、『みんなで運営する』、『みんなで利用する』という仕組みのもと成り立っている団体です。
生協に加入するときは出資金を払う必要があります。
「コープおきなわ」は加入の際に1000円(1口)の出資金が必要です。
出資金は新しい商品の開発や生協を運営していく資金に役立てられています。
また、出資金は生協を退会するときに原則、全て返還されます。
CO-OPの宅配とは?
生協のサービスのうち「CO-OP(コープ)の宅配」とは、週に1回、決められた曜日・時間に注文した食品・日用品が配送されるサービスです。
毎週、商品のカタログが配布され、商品を注文すると玄関先まで届けてもらえます。
注文は注文用紙やアプリから、お届けの1週間前まで行えます。
注意が必要なのは、この注文と配送のタイミング。
生協の宅配サイクルを週ごとにまとめると↓のようになります。
- 第1週商品カタログ・注文用紙の配布➀
- 第2週注文用紙の提出・Web注文締め切り➀
商品カタログ・注文用紙の配布② - 第3週商品の到着➀
注文用紙の提出・Web注文締め切り②
商品カタログ・注文用紙の配布③ - 第4週商品の到着②
注文用紙の提出・Web注文締め切り③
商品カタログ・注文用紙の配布④
分かりやすいように、同じ回(週)を色分けしました。
第1週に届いたカタログの商品が実際に到着するのは2週間後となります。
そして、第2週には第1週の注文用紙を引き取るとともに、新しい商品カタログが配布されます。
第3週には第1週の商品と、第2週の注文用紙の回収、新しい商品カタログの配布があります。
生協の宅配ではこの宅配サイクルがずっと続いていくのがポイントです。
注文から実際に商品が到着するまでにタイムラグがあるのがデメリットと言えますね。
「コープおきなわ」の配送エリアは?
「コープおきなわ」は沖縄本島全域と宮古島、石垣島の離島周辺が配送エリアです。
沖縄本島だけでなく、離島もカバーしているのですね。
さらに「コープおきなわ」の店舗は、名護市・沖縄市・浦添市・那覇市の4市に合計9店舗あります。
店舗では組合員に登録しなくても買い物OKです。
生協とネットスーパーの違いとは?
近年、急速に拡大しているネットスーパー。
そんなネットスーパーと生協の違いをまとめてみます。
生協は配送日が固定、ネットスーパーは自由
生協の宅配は、毎週、週に1回、同じ曜日の同じ時間にお届けがあります。
途中で生協側の都合で変更になる場合がありますが、基本的に組合員側に選ぶ自由はありません。
一方でネットスーパーは注文すれば最短でその日にお届けがある自由スタイル。
欲しいものを欲しいときに手に入れられるのがネットスーパーの最大の魅力ですね。
生協は置き配OK、ネットスーパーは原則手渡し
生協は不在時でもお届けOK。
玄関先に鍵付き置き配してもらえるので安心です。
保冷対策も万全なので冷凍品・冷蔵品を注文しても大丈夫。
一方でネットスーパーは基本手渡し。
さすがに置き配はできないところが多いです。
生協の配送手数料は一律、ネットスーパーは○円以上で送料無料
生協の配送手数料は原則で一律です。
「コープおきなわ」の場合は最大で1回あたり209円(税込)、条件を満たせば0円となります。
一方でネットスーパーはサービスによってバラツキがあり、多くは○円以上の商品購入で無料となっています。
また、ネットスーパーには最低注文金額があることも多く、1回につき数千円分をまとめて買う必要があります。
生協には最低注文金額がなく、1品からでもOK。
さらに必要がなければ注文をしなくてもOKなので無理なく続けられるのがポイントです。
※ただし、商品の注文がない週でも配送手数料は発生します。
「コープおきなわ」は子育て世帯にオススメ!
「コープおきなわ」はどんな世帯にもオススメのサービス。
しかし、一番オススメしたいのは子育て世帯です。
なぜなら、小学校入学前のお子さんがいる家庭では配送手数料が半額になるから!
配送手数料が毎週半額になるのは大きいですよね・・・。
また、子育て世帯以外にも、配送手数料が半額となる対象世帯があります。
- キッズ割:妊娠中から未就学児がいる世帯
- シルバー割:利用者本人が70才以上であること
- クローバー割:障がい者手帳4級を持っている・指定難病の方がいる世帯
生協は買い物へ行きづらい方向けのサービスでもあるので、小さなお子さんがいたり、高齢であったり、障がいをお持ちであったりする方へのサポートが手厚いのが特徴です。
配送手数料が0円になる方法も!
「コープおきなわ」では↑の世帯に当てはまらなくても、一定の条件を満たせば、配送手数料が割引or無料になります。
基本の配送手数料:209円
基本の配送手数料は1回あたり209円(税込)です。
1年間利用し続けても配送手数料は11000円ほど。
年間11000円で自宅の玄関先までお届け、好きなだけ商品を注文できると考えればそこまで高くはないでしょう。
配送手数料が半額となる場合:104円
配送手数料が半額・104円(税込)になるには3通りの条件があります。
まずは、先ほど紹介したキッズ割・シルバー割・クローバー割のいずれかに当てはまること。
2つ目は『ごいっしょ個配』を選択すること。
『ごいっしょ個配』は2人の組合員さんが同じ場所に配送してもらうこと。
配送先が1つなのでその分、配送手数料がずっと半額となります。
3つ目は1回につき8000円以上の商品を購入すること。
購入金額によって変動するため、購入金額が8000円以上になったときのみ、1回きりの半額となります。
配送手数料が0円になる方法とは?
「コープおきなわ」で配送手数料が無料になる方法は3通りあります。
1つ目は『グループ利用』を選ぶこと。
『グループ利用』とは組合員さんが3人以上で同じ場所に配送してもらうこと。
配送場所が一カ所なので、その分配送手数料が無料になります。
2つ目は『ステーション利用』を選ぶこと。
『ステーション利用』とはコープ店舗・配送センターに商品を届けてもらうこと。
店舗や配送センターまで受取に行く必要がありますが、その分配送手数料はかかりません。
3つ目は1回につき1万2000円分の商品を購入すること。
購入金額によって変動するため、購入金額が1万2000円以上になったときのみ、1回きりの無料となります。
購入がなくても手数料はかかる
生協では商品の購入がない週でも、商品カタログや注文用紙の提出があるためスタッフさんが家まで伺います。
そのため、商品を購入しなくても手数料は発生します。
システムなので仕方がないですが、ちょっともったいない気がしますね。
「コープおきなわ」はWEBから入会できる
「コープおきなわ」はWEBから入会OK。
また、気になる方はとりあえず資料請求もできます。
興味がある方はぜひ↓の画像をクリックして「コープおきなわ」の公式サイトへアクセスしてみてくださいね。