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甘酒2種類『米麹・酒粕』を徹底比較!原材料や造り方、アルコールの有無の違いとは?

とろりとした白い見た目が特徴の甘味飲料「甘酒(あまざけ)」。

お正月や夏バテ防止など、甘酒は1年を通して飲まれる馴染み深い飲み物のイメージが強いですよね?

そんな甘酒は『米麹甘酒』と『酒粕甘酒』という2種類に分けられます。

わたしたちが普段飲んでいる甘酒は米麹・酒粕どちらの甘酒なのでしょう?

甘酒の種類の違いについて『原材料』や『造り方』、『アルコールの有無』から詳しくまとめていきます。

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『米麹』甘酒とは

米麹甘酒 甘酒
写真素材ダウンロードサイト【写真AC】

米麹甘酒とは米麹(こめこうじ)と米を原料とした甘酒です。

米麹とは

米麹とは蒸したお米に麹菌(コウジカビ)を繁殖させたものです。

甘酒だけでなく、日本酒やみりん、味噌などの発酵食品にも使用されています。

「米麹」って名前に馴染みがなかったけど、日本の食文化を昔から支えている重要な存在だったんだね。

ちなみに、素材の旨みを引き出す発酵調味料として人気を集める「塩麹」はこの米麹に塩・水を混ぜ発酵させたもの。

塩麹のあの白くてツブツブした食感は米麹だったのですね。

塩麹についてもっと詳しく≫

米麹甘酒の造り方

米麹甘酒はおおまかに、お米と水で作ったお粥に米麹を混ぜ、ひと晩程度置いておくことで作られます。

50~60℃前後に保温して放置することで、米麹由来の酵素・アミラーゼが働きデンプンが糖化。

この発酵によ糖化お米から自然な甘みを引き出してくれます。

糖化により甘みが引き出されるため、本来なら砂糖などの甘味料は加えません。

しかし、市販の甘酒はこの限りではありません。

また、酵素・プロテアーゼによるたんぱく質のアミノ酸分解も行われます。

米麹甘酒にアルコールは含まれる?

米麹甘酒にアルコールは含まれません。

ノンアルコール飲料なので子どもから大人まで誰が飲んでも大丈夫です。

米麹甘酒の代表的な商品

米麹甘酒において代表的なのはマルコメ「プラス糀 米糀からつくった糀甘酒」です。

原材料が米・米こうじ・食塩のみ。

砂糖もアルコールも含まれないシンプルな米麹甘酒となります。

マルコメの「プラス糀 糀甘酒ブランド」は種類が豊富!

味や限定パッケージ、手作りタイプなどがそろっているので、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。

Amazon.co.jpでマルコメ「プラス糀 糀甘酒」ブランドサイトをCheckする ≫

また、初めての方でも飲みやすい米麹甘酒としてオススメしたいのが森永製菓「森永のやさしい米麹甘酒」です。

国産米100%、原材料は米と米麹、食塩のみ。

クセがなく甘さが控え目なので毎日でも飲みやすいのが特徴です。

牛乳や豆乳のように料理にも使える勝手の良さも魅力ですね。

『酒粕』甘酒とは

酒粕甘酒 甘酒
写真素材ダウンロードサイト【写真AC】

酒粕(さけかす)甘酒とは、酒粕をお湯で溶かして砂糖などの甘味料で甘みを付けた甘酒です。

酒粕とは

酒粕とは日本酒などのもろみを圧搾した後に残る固形の部分です。

板状の酒粕 甘酒の材料 板粕
写真素材ダウンロードサイト【写真AC】

上の画像は板状の酒粕・板粕です。このままでも食べられます。

米麹甘酒の項でもご紹介しましたが、日本酒は米麹から造られます。

蒸した米にコウジカビを混ぜた米麹は白くてツブツブした見た目をしています。

この米麹と水、『もと』と呼ばれる酒母を混ぜ、発酵させたものが「清酒もろみ」です。

日本酒はこの清酒もろみを圧搾して出た液体部分。

もろみから水分(日本酒)が搾られ固形となったものが酒粕となります。

要するに『酒の搾りかす』で、日本酒の副産物です。

同じような存在としては、大豆から豆乳を搾り残った固形の部分である『おから』があります。

酒粕甘酒の造り方

酒粕甘酒は酒粕をお湯で溶かし、甘みを付けるだけで完成です。

米麹甘酒のように発酵する過程は必要ありません。

酒粕甘酒にアルコールは含まれる?

酒粕甘酒にはアルコールが含まれます。

原料である酒粕は日本酒の搾りかすなので、当然ですがアルコールが含まれます。

大量に含まれるわけではありませんが、0でもありません。

アルコール度数は1%未満なので法律上はお酒にならないため20才未満が飲んでも問題はありません。

お酒に弱い方や子ども、妊娠・授乳中の女性は酒粕甘酒の飲用を控えた方が良いでしょう。

酒粕甘酒の代表的な商品

酒粕甘酒の代表的な商品はメロディアン「酒粕甘酒」です。

国産米100%使用の酒粕から作られた甘酒で、酒粕の風味が楽しめるストレートタイプとなります。

スッキリした生姜入りタイプもあり、酒粕甘酒を始めたい方にオススメです。

さらに、蔵元ならではの美味しさを求めるなら大関「大関の甘酒」もオススメ!

酒粕がベースの甘酒に、砂糖や蜂蜜、生姜を加え飲みやすくしました。

190gタイプは瓶容器ですぐに飲めるのが特徴、紙パックタイプもあります。

※参考 甘酒には2種類の作り方があるとのことですが、ノンアルコールのものはどちらですか。2種類の違いも教えてください。

【まとめ】甘酒2種類『米麹・酒粕』の違い

米麹甘酒・酒粕甘酒の違いを表でまとめます。

米麹甘酒酒粕甘酒
原材料米麹、米など酒粕、砂糖など
造り方発酵させる酒粕を溶かす
アルコールなしあり(1%未満)
米麹甘酒・酒粕甘酒の違い

米麹甘酒・酒粕甘酒は同じ甘酒でも大きく違う飲み物だと分かりましたね。

次の記事では、米麹甘酒・酒粕甘酒の栄養価の違いについて掘り下げていきます。

米麹甘酒・酒粕甘酒という2種類の甘酒がブレンドされたハイブリッド甘酒がフリーズドライで登場!

森永製菓のあの有名な甘酒がフリーズドライでも楽しめます。

飲みたいときに1杯分がすぐ飲める優れもの!

しかも、味は缶のあの甘酒そのままでした。

リーズナブルな価格なのも嬉しいポイント、ぜひお試しください♪

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